MIRACLEデビクロくんの恋と魔法韓国出演者一覧
MIRACLEデビクロくんの恋と魔法主要キャスト詳細情報
この映画の魅力は何と言っても豪華キャスト陣にあります。主役の山本光を演じる相葉雅紀は、嵐のメンバーとして初の映画単独主演を果たしました。優しすぎてちょっとヘタレな書店員という役どころで、夜になると「デビクロ通信」という謎のビラを無差別にまくという意外な一面も持つキャラクター設定となっています。
光の幼なじみで彼を密かに想い続ける高橋杏奈役には榮倉奈々がキャスティングされ、その一途でピュアな女性像が多くの女性観客の共感を呼びました。一方、光が運命的な出会いをするテ・ソヨン役には韓国の人気女優ハン・ヒョジュが抜擢され、日韓合作映画としての注目度を高めています。
売れっ子漫画家で光の大学時代の同級生、そしてソヨンの元恋人でもある北山一路役は生田斗真が演じており、4人の複雑な恋愛関係の要となる重要な役割を担っています。
MIRACLEデビクロくんの恋と魔法ハン・ヒョジュのプロフィールと演技
韓国出身の女優ハン・ヒョジュは1987年2月22日生まれで、忠清北道清州市出身です。身長170cmのスタイル抜群な彼女は、A型のうお座という特徴を持ちます。趣味は映画鑑賞と旅行で、まさに国際的な活動にふさわしい女優といえるでしょう。
本作では世界的な照明アーティストという設定のテ・ソヨン役を演じ、相葉雅紀演じる光との運命的な出会いを描いています。ハン・ヒョジュは撮影について「私はソヨン役を演じていましたが、完成した作品を見ているときは杏奈の気持ちになって、入り込んで見ていました」とコメントし、榮倉奈々演じる杏奈の一途さに深く共感したことを明かしています。
また、生田斗真とのロマンチックなシーンでは、生田がヒョジュを抱き寄せる演技に現場の一同が感心するなど、国際的な女優としての存在感を十分に発揮しました。
MIRACLEデビクロくんの恋と魔法韓国公開時の反響と評価
この映画は日本で2014年11月22日に公開された後、韓国でも大きな注目を集めました。ハン・ヒョジュの出演により韓国での関心も高く、2015年12月10日に韓国で封切られることが決定しました。
韓国公開にあたっては、ハン・ヒョジュが主役級の扱いで宣伝され、犬童一心監督の手腕とともに話題となりました。特に山下達郎の名曲「クリスマス・イブ」をモチーフにしたストーリー展開や、クリスマスの夜に起こる奇跡的な恋愛模様が韓国の観客にも好評を博しました。
映画の114分という上映時間の中で、4人の男女の複雑な恋愛関係が丁寧に描かれており、ハン・ヒョジュの自然な日本語での演技も高く評価されています。
MIRACLEデビクロくんの恋と魔法撮影現場でのハン・ヒョジュの魅力
撮影現場では、ハン・ヒョジュの国際的な女優としての経験が随所に活かされていました。特に生田斗真との共演シーンでは、その自然な演技力が際立っていたといいます。
犬童一心監督は、ハン・ヒョジュのキャスティングについて、国際的な照明アーティストという役柄にふさわしい知性と美しさを兼ね備えた女優として選んだことを明かしています。実際に、ハン・ヒョジュは撮影期間中、日本のスタッフやキャストとのコミュニケーションにも積極的で、現場の雰囲気作りにも大きく貢献したそうです。
また、相葉雅紀との初共演についても、「相葉さんの自然体な演技に引き込まれ、とても楽しく撮影できました」とコメントしており、日韓の俳優同士の良好な関係性が作品の完成度向上に寄与していることがうかがえます。
MIRACLEデビクロくんの恋と魔法脇役キャストの隠れた魅力と演技力
主要4名のキャスト以外にも、この映画には魅力的な脇役陣が多数出演しています。栗田夏生役の小市慢太郎は、光の職場である書店での温かな人間関係を表現し、物語に深みを与えています。
律子役の渡辺真起子は、大人の女性としての包容力を見事に演じ、若い4人の恋愛模様を見守る役割を担いました。また、夢野森役の塚地武雅は、コメディリリーフとしてだけでなく、光の心境変化を促す重要な存在として描かれています。
特に注目すべきは、デビクロくん（デビルクロース）の声を担当した劇団ひとりの存在です。この架空のキャラクターは光だけが見ることのできる存在で、物語のキーとなる重要な役割を果たしています。劇団ひとりの独特な声質が、この不思議なキャラクターに命を吹き込んでいます。
居酒屋の店主役の温水洋一や、イベント司会者役のクリス・ペプラーなど、一人一人が印象的な演技を見せており、映画全体の完成度を高めています。
さらに、光と杏奈の幼少期を演じた二宮慶多と松本来夢の子役コンビも、大人になってからの複雑な関係性の伏線を巧みに表現し、観客の心に深い印象を残しています。