コックリさん(韓国)の出演者一覧
コックリさん(韓国)の主演キャスト紹介
韓国映画「コックリさん」(原題:분신사바)は2004年公開のホラー映画で、アン・ビョンギ監督による作品です。主演キャストには実力派俳優が揃っており、それぞれが恐怖の物語に深みを与えています。
参考)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%81%95%E3%82%93_(2004%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)
主人公イ・ユジン役:イ・セウン
転校生として地方の高校にやってきた女子高生を演じています。いじめに苦しむ彼女の複雑な感情を見事に表現し、物語の中心となる復讐心を説得力を持って演じました。日本語吹替版では優香が声を担当しています。
参考)https://dougadokodoko.com/%E9%9F%93%E5%9B%BD%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%81%93%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%81%95%E3%82%93%E3%83%8D%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%AC%E3%81%A8%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%AE%E8%A9%B3%E7%B4%B0/
美術教師イ・ウンジュ役:キム・ギュリ
新しく赴任してきた美術教師役で、『リベラ・メ』や『囁く廊下-女校怪談-』への出演でも知られています。見えないはずの生徒の姿を目撃し、学校の恐ろしい過去と向き合う重要な役柄を演じています。日本語吹替では戸田菜穂が担当しました。
コックリさん(韓国)のキー人物となる脇役キャスト
キム・インスク役:イ・ユリ
物語の核となる重要キャラクターです。30年前に学校で命を落とした女子生徒の怨霊を演じ、生前は緑内障を患っていたためクラスメイトからいじめを受けていたという設定があります。イ・ユリの怪演が作品全体の恐怖感を決定づけており、映画デビュー作にしてミミズを食べるシーンも披露しました。
参考)https://www.cinemacafe.net/article/2004/10/21/1933.html
ハン・ジェフン役:チェ・ソンミン
『永遠の片思い』や『スキャンダル』にも出演経験のある俳優で、学校内での重要な役割を担っています。
参考)https://plaza.rakuten.co.jp/helenm/diary/201904200000/
ホギョン役:チェ・ジョンユン
物語に関わる女子学生の一人として出演し、恐怖の連鎖に巻き込まれる役柄を演じています。
参考)https://press.moviewalker.jp/mv35186/
コックリさん(韓国)のその他の注目出演者
特別出演:ウン・ソウ
アン・ビョンギ監督の前作『ボイス』にも出演していた俳優で、特別出演として作品に参加しています。
その他のキャスト
-
チン・ググァン
-
イ・スンチョル
これらの俳優たちも物語を支える重要な役割を担っており、韓国ホラー映画特有の重厚な雰囲気作りに貢献しています。
参考)https://thetv.jp/program/0000038648/cast/
コックリさん(韓国)出演者の演技力と評価
作品に出演する俳優陣の演技は、韓国ホラー映画界でも高く評価されています。特にイ・セウンが演じるユジンは、いじめに苦しむ女子高生の悲しみや恐怖を見事に表現し、観客を物語に引き込む力を持っています。
キム・ギュリの演技については、恐怖に直面しながらも真実を追求する教師として説得力のある演技を見せており、冷静さと不安が交錯する複雑な感情を巧みに表現しています。彼女の演技は物語のミステリアスな要素を強調する重要な役割を果たしています。
イ・ユリが演じるキム・インスクは、物語の中核を担う怨霊役として独特の不気味さと深みを作品に与えました。彼女の存在感は作品全体の恐怖度を決定づける要素となっており、30年前の悲劇的な過去を背負った役柄を見事に演じ切っています。
監督のアン・ビョンギは、主要キャラクターのほとんどを女性にした理由について「情念や怨恨は、男性よりも女性を主体にしたほうが圧倒的に描きやすくリアリティがあった」と語っており、キャスティングへのこだわりが感じられます。
コックリさん(韓国)キャストの知られざる撮影エピソード
撮影時の興味深いエピソードとして、イ・ユリが映画デビュー作でありながらミミズを食べるシーンに挑戦したことが挙げられます。彼女は当時を振り返り「生きダコだと思って食べたのでそのときは夢中で気がつきませんでした。後で知って驚きましたが、結果的にそのシーンではあまり効果的に使われていなかったので少し残念でした」と語っています。
イ・セウンについては、大きな眼に長いまつ毛が印象的な美少女として描かれており、「目に見えない恐怖を表現するのに苦労した」と撮影時の困難を語っています。可憐な外見とは対照的に、劇中で受ける陰惨ないじめのシーンは、ある意味呪いよりも観ていて恐ろしいとも評されています。
アン・ビョンギ監督、イ・ユリ、イ・セウンは2004年に来日し、映画のプロモーション活動を行いました。監督はスラリとした長身にスーツがよく似合う俳優のような甘いルックスの持ち主として紹介されており、作品の凄惨な世界観からは想像できない外見だったと報じられています。
日本語吹替版では、声だけの出演にも関わらず優香と戸田菜穂という実力派女優が起用されており、韓国映画の日本展開における力の入れようがうかがえます。
参考)https://www.show-hey-cinema.com/library/5e157a5dbd16fed77998ba70/5e6889ad12621cc13f81ccbb.pdf
この作品は2005年4月23日に日本でR-15指定で劇場公開され、韓国ホラー映画の代表作として現在でも多くのファンに愛され続けています。出演者たちの熱演が、恐怖と人間ドラマが絡み合う独特の世界観を見事に表現した名作ホラーとなっています。
参考)https://eiga.com/news/20240811/10/