イフィリップの出演作品 韓国ドラマ映画一覧に見る魅力全解説

イフィリップは韓国を代表する俳優の一人として知られていますが、彼の出演作品は韓国ドラマファンにとって必見の名作揃いです。
■代表作
・太王四神記（2007年 MBC）：ペ・ヨンジュン主演の超大作歴史ファンタジーで、イフィリップは神秘的な戦士チョロ役としてデビュー。緻密なアクションや哲学的テーマが話題となりました。
・ザ・スリングショット～男の物語～（2009年 KBS）：緻密な復讐と人間ドラマの交錯するこの作品では、冷徹でありながらも悲しみを抱えたキャラクターで出演し高い演技力を発揮。
・シークレット・ガーデン（2010年 SBS）：ヒョンビンやハ・ジウォンが主演し、イフィリップはアクションスクールのイム監督役。流暢な英語シーンとコミカルな掛け合いが印象的で、アクション演出家兼俳優というユニークな立ち位置でも存在感を放ちました。
・シンイ-信義-（2012年 SBS）：時代劇✕ファンタジー要素を融合したドラマで、剣士ジャンビン役として新境地を開拓しましたが、目の負傷で途中降板を余儀なくされるエピソードも。

これらの作品は韓国ドラマ史にも数えられる傑作で、イフィリップの圧倒的な存在感を再認識できるものとなっています。

イフィリップは主にドラマが中心ですが、その演技力は編集版映画としても評価されています。特に「新編集版 太王四神記」シリーズでは、ドラマのダイナミズムと歴史的スケールが劇場版でも再現され、彼の演技がより多面的に味わえます。

映画としての出演は多くはないものの、長尺ドラマの総集編や特別編集映画で映像作品に登場しており、ファンにとってはスクリーンでの勇姿を見られる貴重な機会となっています。

イフィリップ（Lee Philip）はソウル生まれ、アメリカ・ワシントンDC育ち。ボストン大学で経済学士、ジョージ・ワシントン大学大学院で工学修士を修了という異色の経歴を持ちます。また、父親は著名な実業家で、本人も「PRO RE NATA」化粧品ブランドを2019年に立ち上げ、芸能界とビジネスの両面で活躍。

天性のスタイルと知性、語学力（英語・韓国語）が評価され、ドラマ「シークレット・ガーデン」内ではネイティブ英語を見事に披露。国際派俳優としての資質も兼ね備えています。巨漢のイメージがありますが、身長188cmのスラリとした体型でモデルとしても活動しているという側面も。

イフィリップ出演作は国内外のドラマファンの間で高い評価を獲得しています。
・「太王四神記」は圧倒的スケールと壮大な世界観で放送当時から根強い人気。
・「シークレット・ガーデン」は視聴率が30%を超え、ヒロインとの掛け合いやコメディシーンがネットを中心に「笑えて泣ける」と評判。
・「信義-シンイ-」はファンタジー時代劇のなかでも異彩を放ち、イフィリップの剣士役に「新境地を見た」と感動の声。

独特の低音ヴォイスやアクションのキレ、スマートな知性が国内外で高く評価されています。

意外と知られていませんが、イフィリップは舞台裏でアクション演出やキャスティングにもアイディアを出すプロデューサー的な役割を担っていたこともあります。演技だけでなく、俳優の枠を超え作品全体を盛り上げる中心人物であり、スタッフや共演陣の信頼厚い存在です。

また起業家・モデル・司会業に至るまでマルチタレントとして活動し続けており、今後の映像作品復帰や新ビジネスへのチャレンジも注目されています。