やってきた!ファミリー(韓国)の出演者一覧
やってきた!ファミリー(韓国)の主要キャスト紹介
韓国ドラマ「やってきた!ファミリー」は、2015年にSBSで放送された全20話のファミリー・ロマンティックコメディです。200億ウォンという莫大な相続を巡る家族の争奪戦を軸に展開するこの作品には、豪華な出演陣が集結しました。
主要キャスト一覧
- チン・イハン(現:キム・ジハン) – チェ・ドンソク役
失業中のフリーターで、夢を追いかけて保障された未来を捨てて冒険と挑戦を選んだ青年。クッスンの実孫として相続争奪戦に巻き込まれていく重要な役柄を演じています。
- イ・ジョンヒョン – ナ・ジュニ役
アメリカ育ちの弁護士で、ファッションデザイナー志望の女性。本作でドラマ初のキスシーンに挑戦したことが話題となりました。
- オ・サンジン – チョン・ジュナ役
「星から来たあなた」にも出演した実力派俳優で、クッスンの養子として財産相続騒動だけでなく恋物語にも重要な影響を与える人物を演じています。
- パク・ウォンスク – チョン・クッスン役
50年前に家族を捨ててアメリカに渡り、200億ウォンという莫大な財産を持って帰国した物語の中心人物。
やってきた!ファミリー(韓国)のK-POPアイドル出身出演者
本作の特色の一つは、K-POPアイドル出身の俳優たちが重要な役柄を担っていることです。
エン(VIXX) – チャ・ハギョン役
「ホテルキング」に続く2作目のドラマ出演となったエンは、200億ウォンを持つおばあさんの正体を暴く刑事役として出演。演技アイドルとしての地位を確立した作品となりました。
ソジン(Girl’s Day) – パク・ソジン役
バツイチ年上女性役として、エンとの甘いロマンスを演じました。K-POPアイドルから俳優へと活動の幅を広げる代表的な出演となっています。
これらのアイドル出身俳優の起用により、若い世代の視聴者層にも大きな話題を呼びました。特にエンとソジンのラブラインは、アイドルファンにとって見どころの一つとなっています。
やってきた!ファミリー(韓国)の脇役キャストと役柄詳細
主要キャスト以外にも、物語を彩る重要な脇役キャストが多数出演しています。
チェ家の家族構成
- チョン・ハノン – チェ・ジョンテ役(クッスンの長男)
- パク・チュンギュ – チェ・ダルス役(次男)
- イ・フィヒャン – キム・ジョンスク役(ダルスの妻)
- ペク・ジウォン – チェ・ダルジャ役(長女)
- アン・ヘギョン – チェ・ドンウン役(ダルジャの娘)
その他の重要キャスト
- チェ・ジョンフン – パク・セホ役
- ファン・チェウォン – パク・チェウォン役
- チェ・ジョンウォン – キム・サンウ役
- ハン・ミンチェ – イ・ヒョンエ役
- イ・ジョンナム – ジュニの母親役
これらの脇役陣は、200億ウォンの相続を巡る家族の複雑な人間関係を描くうえで欠かせない存在となっています。特に借金まみれの家族たちが我先に財産を手に入れようとする「相続争奪戦」のシーンでは、それぞれの個性豊かな演技が光ります。
やってきた!ファミリー(韓国)出演者の撮影秘話と演技評価
本作の撮影において、出演者たちの演技に関する興味深いエピソードがあります。
イ・ジョンヒョンの挑戦
元K-POPスターであるイ・ジョンヒョンにとって、本作は俳優としての大きな転換点となりました。特にドラマ初のキスシーンに挑戦し、「美しき日々」で歌手志望生として出演していた頃とは異なる、成熟した演技を見せています。
チン・イハンの演技力
「マイ・シークレットホテル」「奇皇后」などで日本でも人気を集めているチン・イハン(現:キム・ジハン)は、本作でも安定した演技力を発揮しました。夢を追いかける青年の等身大の演技が視聴者の共感を呼んでいます。
視聴率と評価
本作は最高視聴率4.7%を記録しましたが、一部の視聴者からは厳しい評価も受けています。しかし、家族の絆をテーマにしたヒューマンドラマとしての側面や、K-POPアイドル出身俳優の成長を見守る楽しさは多くのファンに愛されました。
やってきた!ファミリー(韓国)出演者のその後の活躍と影響
「やってきた!ファミリー」出演後の俳優たちの活躍も注目に値します。
チン・イハン(キム・ジハン)の変化
本作以降、チン・イハンは芸名をキム・ジハンに改名し、より幅広い役柄に挑戦するようになりました。家族ドラマでの演技経験が、その後の作品選択にも大きな影響を与えています。
K-POPアイドル俳優の先駆け
エン(VIXX)とソジン(Girl’s Day)の出演は、K-POPアイドルから俳優への転身を成功させる重要なステップとなりました。特にエンは演技アイドルとしての地位を確立し、その後も多くのドラマに出演しています。
制作陣の評価
演出を手掛けたチュ・ドンミン監督と脚本のキム・シネは、家族をテーマにした作品作りにおいて本作で得た経験を活かし、その後も類似のジャンルで活躍を続けています。
本作は韓国ドラマ界においてファミリードラマとロマンティックコメディの融合という新しいジャンルを確立し、出演者たちのキャリアにも大きな影響を与えた記念すべき作品となっています。200億ウォンという設定の相続争奪戦を通じて描かれる家族の絆と愛は、出演者一人ひとりの熱演によって視聴者の心に深く刻まれました。