剣と魔法の世界観で、殺しまくる賞金稼ぎのウィッチャー。
急に始まるモンスターとのバトル、酒場でのいざこざ、魔法使いとの話し合い…とストーリーは流れていきます。
退屈な魔法使いとの話し合いは、背景に全裸の女性がウロウロしているせいで頭に入って来ませんでした。
初見だと「なんじゃこりゃ、何が面白いんだ?」という印象。なんだかよくわからない世界観設定があって、ついていけなかったんですね。
それで、しばらく放置していたんですが、パソコン・ゲームの「ウィッチャー3 ワイルドハント」をプレイする機会がありました。ゲームの方は、世界を旅して怪物退治をして強くなっていくRPG的なゲーム。フツーに面白かった。
で、ドラマの方に戻ってみると、初見とは打って変わって面白い。「リヴィアのゲラルト」「ヴェンガーバーグのイェネファー」「シリラ」などなど、ゲームとは印象が違う登場人物も多かったんですが、するすると頭に入ってくるんですね。ゲームは偉大!
国名の「レダニア」「テメリア」「ニルフガルド」など、ゲーム内で旅した地名が出てくるのも楽しい。
あと、ゲームと同じく、あちこちでおっぱい出まくり。
ドラマ版ウィッチャーが複雑すぎて挫折したというあなたは、ウィッチャーのゲームを一度プレイしてみると良いかも知れませんね。
ウィッチャーのドラマとゲーム
ワイルドハント3は、プレステ4とXBOXで出てました。パソコンでもプレイできます。パート2以前は古すぎるのか、パート3以降のみリリース。 オープンワールドアクションロールプレイングというジャンルで、広大なマップを旅しながら成長していくというタイプのゲーム。
ゲームをプレイしておいたほうがこのドラマは楽しめます。私は、ゲームをプレイしてなかったら、「なんじゃこりゃ意味わからん」と、途中で挫折してたと思います。
ラース・ミケルセンが魔法使い役
「ハウス・オブ・カード」のロシア大統領、「SHERLOCK」シーズン3の悪役チャールズ・アウグストゥス・マグヌセンなどを演じたラース・ミケルセンが出演。
全裸の女がウロウロする幻影を作って、塔に引きこもっているしょうがない魔法使い・ストレゴボル役です。
まー、裸幻影の部分は、繰り返しやってくれてもいいんだけど。
マルチパーソンビューシナリオ?
主人公ゲラルトの視点だけでなく、シリとイェネファーの視点から見た物語も展開していく模様。
これはあれだ、いったんゲームをクリアしたら、別キャラでゲームをプレイできるっていうモードをドラマで再現した感じだな!1周めのときと、2周めのときではまるで印象が違うとか、3周目でなぞが解けるとかそういうやつ。
期待しつつ見て行きたいと思います。
ウィッチャードラマシリーズ
ウィッチャーのドラマはシーズン2までNetFlixで見られます。シーズン1のタイトルは以下の通り。
- 終わりの始まり
- 4マルク
- 裏切りの月
- 宴、命、葬
- 内なる望み
- 神秘なる生物
- 崩壊の前に
- 運命を越えて
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人によるのかも知れませんが、初見でグイグイ引き込まれるという感じではなく、ある程度ウィッチャーの世界観を知っている人向けに作られている気がします。
ドラマ本編以外に、番外編っぽい、以下の単発ドラマが公開されています。
- ウィッチャー 狼の悪夢 「ヴェセミル」にスポットライトを当てたドラマ
撮影現場をドキュメンタリー風に編集した動画もあり。こちらは、本編を楽しんでから見るのが良いかも知れません。
ウィッチャードラマ シーズン2
ウィッチャーのシーズン2は、以下のタイトルで、全8話。ゲラルトとシリが旅に出るというストーリー。
- ひとかけらの真実
- ケィア・モルヘン
- 失われたもの
- レダニアの策略
- 運命に背を向けて
- 親愛なる友へ…
- ヴォレス・メイア
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時系列的には、ゲームのウィッチャー3以前がドラマのシーズン1~シーズン2という感じ。ゲームを先にプレイしても、ドラマのネタバレにはならないようになっていると思います。
むしろ、ゲームを先にプレイして、世界観を体験しておかないとついていけないかも。
ウィッチャーのドラマ キャスト
リヴィアのゲラルト(ビョルン・ヒーヌル・ハラルドソン)
魔法で作り出された、猫目の強化人間。怪物退治をなりわいとしていて強いのだが、とにかく世間から嫌われまくっている。
言葉が少なくぶっきらぼうだけど、なんやかんや人助けするいい人。あと、そうとうな女好きだと思う。
ゲームのゲラルトと比べると、やや若くてイケメン要素多めの俳優さんです。
存在感ある人物として、安心して見ていられますね。
小さな女の子にペラペラ喋りかけられて、無愛想ながらもいちいち返事をするシーン、どうやら悪いやつではなさそうだ…という感じ。
ドラマの初登場では、「え!これがイェネファー!?」というショッキングなインパクト。なんやかんやあって、あー、こういうことなのね、と納得。
ドラマ版ウィッチャーのセクシー担当魔女。
シリ
少女時代のシリ。見た目パッとしない子供だけど、古(いにしえ)の血脈を引き継いでいて、不思議な力を秘めている。
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ゲームのウィッチャー3で、成長したシリを見ておくと、なんだか感慨深い。
ヤスキエル(ダンディリオン)
ゲームではダンディリオンだったのが、ドラマではヤスキエルとなっている吟遊詩人。チャラい女好きで、女性関係のトラブルを引き起こしまくっているが、なぜかゲラルトと仲がいい。
ゲラルトとの会話は全然かみあっていない風だけど、いざというときには、ヤスキエルの命を救うためにゲラルトは一切躊躇せずに危険に飛び込んでいくんですよね。
基本、人付き合いをしないゲラルトと強い絆で結ばれている謎キャラ。