パクミョンフンの出演作品 韓国映画・ドラマ一覧と徹底解説

パクミョンフンの名を世界に広げた代表作は映画『パラサイト 半地下の家族』。地下室に潜むグンセ役を怪演し、アカデミー賞受賞作の象徴となった。

• パラサイト 半地下の家族（2019年）- オ・グンセ役
• 警官の血（2022年）- チャ・ドンチョル役
• 声 姿なき犯罪者（2022年）- チョン本部長役
• ただ悪より救いたまえ（2021年）
• ノリャン 死の海（2024年）
• 憑依（2024年）

近年はスリラー、犯罪映画、災害パニックまで幅広いジャンルで存在感を発揮し、映画賞も多数受賞している。複雑な役柄を緻密に演じ分ける手腕が光る。

テレビドラマでも活躍。

• 愛の不時着（2019年、tvN）- コ・ミョンソク役
• 僕が見つけたシンデレラ Beauty Inside（2018年、JTBC）
• ピョン・ヒョクの恋（2017年、tvN）
• イブ（2022年、tvN）- カン・チギョム役
• ペーパー・ハウス・コリア（2022年、Netflix）- チョ・ヨンミン役
• 餌【ミッキ】（2023年、Coupang Play）- ソン・ヨンジン役

最新作『餌【ミッキ】』は社会派クライムサスペンスで、演技派俳優としての真骨頂を発揮。強烈な登場人物を的確に演じ、ストーリーに深みを加えている。

『パラサイト 半地下の家族』で一躍脚光を浴び、多くの映画賞を獲得。

• 第28回釜日映画賞 助演男優賞
• 第19回ディレクターズ・カット・アワード 新人男優賞
• シアトル映画批評家協会賞2019 アンサンブルキャスト賞
• 第26回全米映画俳優組合賞 キャスト賞
• 第56回百想芸術大賞 男性新人演技賞

遅咲きながらも“リスペクトおじさん”の愛称で親しまれ、業界内外で絶賛される存在になった。

ほとんど知られていないが、パクミョンフンは演劇出身で下積み時代が非常に長く、舞台経験が現在の圧倒的な表現力の礎に。
人気作『パラサイト』撮影時も役作りのため徹底したリサーチを行い、実生活で地下室を模した空間に長時間こもるなど役に没入していた。
また、『ペーパー・ハウス・コリア』では原作にない独自のキャラクター解釈を加え、原作ファンからも高評価を受けている。

最近はドラマや映画のみならず、バラエティや社会派ドキュメンタリーにも出演し、幅広い層から支持を集めている。

・映画『パラサイト』のオーディションは1000人以上の中から選ばれた。
・本作での地下室住人のモデルは、実際にソウルで起きた複数の事件がヒントにされている。
・撮影現場では明るくユーモアあふれるムードメーカーとして共演者・スタッフからの信頼も厚い。

・自身はロールモデルにベテラン舞台俳優を挙げており、今後もジャンルを問わず新たなチャレンジを続ける意欲を公言している。