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カーター(韓国)の出演者一覧とキャスト詳細情報

カーター(韓国)の出演者

韓国映画「カーター」キャスト概要
🎬

主演:チュウォン

記憶を失ったエージェント「カーター」役で7kgの肉体改造を実施

🎭

助演:イ・ソンジェ

北朝鮮の中将キム・ジョンヒョク役でクーデター勢力を演じる

国際共演

韓国俳優とハリウッド俳優が共演する国際的なキャスト構成

カーター(韓国)主演のチュウォン詳細プロフィールと役作り

チュウォン(주원)は、1987年9月30日生まれ、身長185cm、O型の韓国俳優です。本名はムン・ジュウォン(문준원、文晙原、Moon Jun-won)で、2007年にミュージカル「アルターボーイズ」でデビューしました。

カーター役のために7kgのバルクアップを行い、ヘアスタイルも短くカットして役に臨みました。監督のチョン・ビョンギルは「当初はイケメン俳優のイメージが強いかなと思いましたが、彼の哀愁に満ちた目に惹かれたのです。そして肉体改造を行い、短髪にしたチュウォンはカーターのイメージそのものでした」と起用理由を語っています。

チュウォンは本格的なアクショントレーニングを3~4カ月間実施し、特に話題となった浴室での全裸アクションシーンについて「起きたカーターは、何の記憶も持っていません。どんな状況なのか、自分が誰なのかもわからない。そんな中で裸なのはカーターを動かす力になったと思います」と説明しています。

主な出演作品 📺

  • ドラマ「製パン王キム・タック」(2010年)
  • ドラマ「グッド・ドクター」(2013年)
  • ドラマ「アリス〜運命のタイムトラベル〜」(2020年)
  • 映画「ファッション王」(2014年)

カーター(韓国)の助演キャスト陣とキャラクター分析

イ・ソンジェ(이성재)は、北朝鮮のクーデター勢力の首長キム・ジョンヒョク中将役を演じています。カーターの娘ユニをDMZウイルスに感染させた張本人として、物語の重要な悪役を担当しています。イ・ソンジェの主な出演作品には「怪しい家政婦」「嫉妬の化身」「アビス」などがあります。

チョン・ソリ(정소리)は、朝鮮労働党対外連絡部の副部長ハン・ジョンヒ役で出演。カーターの耳に仕込まれた装置を通じて指示を出すキーパーソンで、実はカーターの妻という重要な設定があります。チョン・ソリは「ムーブ・トゥ・ヘブン:私は遺品整理士です」「別れる決心」などに出演している実力派女優です。

キム・ボミン(김보민)は、DMZウイルスの唯一の抗体を持つ少女チョン・ハナ役を演じました。彼女はコン・ユ主演の「静かなる海」でもハン隊長の娘役で出演しており、「ザ・キング:永遠の君主」「非常宣言」など多くの話題作に出演している注目の子役女優です。

国際的なキャスト 🌍

  • カミラ・ベル(Camila Belle):CIA要員アグネス役
  • マイク・コルター(Mike Colter):CIA要員スミス役

カーター(韓国)特別出演・脇役キャストの豪華な顔ぶれ

チョン・ジェヨン(정재영)は、世界で唯一DMZウイルスの治療に成功した博士チョン・ビョンホ役で特別出演しています。ハナの父親という重要な役柄で、物語の核心となるウイルス治療の鍵を握る人物です。

チョン・ヘギュン(정해균)は、国家情報院のキム・ドンギュ室長役で出演。韓国政府側の重要人物として、カーターの任務に関わる複雑な政治的背景を担っています。

ビョン・ソユン(변소유)は、国家情報院の要員チェ・ユジン役で登場。カーターとハン・ジョンヒの仲介役として重要な位置にいるキャラクターです。

ワン・ジョンミョン(왕정명)は、ニュースキャスター役で特別出演し、映画内のリアルな報道シーンを演出しています。

その他の注目キャスト 🎭

  • ヨ・デヒョン:北朝鮮の医師リ・チョルジュ役
  • カン・ユラ:カーターの娘ユニ役
  • ジーナ・テレサ・ウィリアムソン:CNN記者役

カーター(韓国)監督・スタッフ陣の制作秘話とこだわり

チョン・ビョンギル監督は、『悪女/AKUJO』(2017年)でアクション映画の新境地を開いたと評価される実力派監督です。本作のアイデアを10年前から温めており、2年前にシナリオが完成しました。アメリカの映画関係者に見せたところ絶賛されて映画化が決定したという興味深いエピソードがあります。

脚本は、チョン・ビョンギル監督とユン・ビョンシクが共同で手がけており、実はこのユン・ビョンシクはチョン・ビョンギル監督の兄弟で、『悪女/AKUJO』も一緒に制作した実績があります。

革新的な撮影技術 🎥

チョン・ビョンギル監督は本作について「不可能を可能にしようと努めた」と語っており、ワンカット風の撮影技法を採用してリアルタイムでストーリーが展開される斬新な演出を実現しました。ドローンを駆使したカメラワークは、銭湯での戦闘シーンから空中アクションまで、従来のアクション映画の常識を覆す映像美を創出しています。

製作報告会見では、チュウォンの肉体改造について「哀愁に満ちた目に惹かれた」と監督が語り、俳優の内面的な魅力と外見的な変化の両方を重視した丁寧なキャスティングが行われたことが明らかになっています。

カーター(韓国)出演者たちの意外な共演エピソードと業界評価

キム・ボミンは「静かなる海」でコン・ユと共演した際、ハン隊長の娘役を演じており、その演技力が評価されて「カーター」への抜擢につながったと考えられます。また、「ザ・キング:永遠の君主」ではイ・ミンホとも共演しており、韓国エンターテインメント界のトップスターたちとの共演実績を持つ実力派子役として注目されています。

チュウォンは本作で7年ぶりの映画復帰を果たしており、長いブランクを経てのアクション映画挑戦として業界内でも話題となりました。特に「韓国のトム・クルーズになりたい」という発言からも、彼のアクション俳優としての意気込みが伺えます。

SNSでの反響と国際的評価 🌐

Netflix配信後、チュウォンの浴室アクションシーンが世界中で話題となり、「全世界に通じた」と評価されています。特に記憶喪失という設定での全裸アクションについて、チュウォンは「軍隊に行って初めてシャワーを浴びた時の気分」と独特の解釈を示し、役作りへの真摯な姿勢が評価されました。

イ・ソンジェは「怪しい家政婦」「嫉妬の化身」などのドラマ作品での演技が高く評価されており、悪役としての演技力に定評があることから「カーター」での中将役にも期待が寄せられていました。

チョン・ソリは「別れる決心」でカンヌ国際映画祭で注目を集めた実績もあり、国際的な映画祭での経験が「カーター」での国際共演にも活かされていると考えられます。