カインとアベル(韓国)の出演者一覧
カインとアベル(韓国)の主演キャスト詳細情報
『カインとアベル』の主演を務めるのは、韓国を代表する実力派俳優ソ・ジソブです。彼はイ・チョイン(オ・ガンホ)役を演じ、ボソン病院脳神経外科医として登場します。幼い頃に両親を交通事故で亡くし、両親の親友である病院の院長に引き取られて育てられた医師として描かれています。
相手役のシン・ヒョンジュンはイ・ソヌ役を担当し、チョインの義兄でありながら同じく脳神経外科医として活躍。『天国の階段』で日本でも人気を博した彼にとって、5年ぶりのドラマ出演作品となりました。
ヒロインとしてチェ・ジョンアンがキム・ソヨン役で出演。チョインとソヌの初恋の人であり、歌手として設定されています。『コーヒープリンス1号店』でも知られる演技派女優です。
もう一人の重要な女性キャラクターとして、ハン・ジミンがオ・ヨンジ役で登場。ガイドとして働く脱北者という複雑な役柄を演じています。
カインとアベル(韓国)の病院関係者キャスト一覧
病院を舞台とした本作では、多くの医療関係者が登場します。
院長・副院長クラス
- チャン・ヨン:イ・ジョンミン(ソヌの父、チョインの養父、院長)
- キム・ヘスク:ナ・ヘジュ(ソヌの母、チョインの養母、副院長)
科長・教授クラス
- ハ・ユミ:キム・ヒョンジュ(救急外科科長、チョインの後援者)
- クォン・ヘヒョ:キム・ジングン(麻酔科教授、ヒョンジュに好意)
- アン・ネサン:チョ・ヒョンテク(神経外科科長)
レジデント・研修医
- ユン・ギウォン:パク・スラク(神経外科レジデント)
- ユ・ホリン:ナム・ヨンテ(神経外科レジデント)
- キム・サノ:神経外科レジデント
- カン・ヨファン:オム・テヒョン(神経外科レジデント)
病院内の権力争いが物語の重要な要素となっており、院長側の救命センター建設派と副院長側の脳医学センター建設派の対立が描かれています。
カインとアベル(韓国)の脱北者グループ出演者
ドラマの重要な副筋として、脱北者たちのストーリーが展開されます。
脱北者グループの中心人物
- パク・ソンウン:オ・ガンチョル(ヨンジの兄、脱北者のリーダー)
- ペク・スンヒョン:チェ・チス(ガンチョルの脱北者仲間、副リーダー)
- キム・ドンヨン:ギソク(ガンチョルの脱北者仲間)
- チェ・ジェファン:ソ・ジノ(ヨンジの亡命仲間、同級生)
北朝鮮側の追跡者
- オム・ヒョソプ:ヨム・ジング(ガンチョルを追う北朝鮮保衛部の男)
脱北者たちの複雑な人間関係と、彼らを追う北朝鮮当局との緊迫した攻防が、医療ドラマに社会派要素を加えています。ハン・ジミン演じるオ・ヨンジも脱北者の一人として設定されており、彼女の兄オ・ガンチョルがグループのリーダーを務めています。
カインとアベル(韓国)の病院理事会・管理職キャスト
病院経営を巡る権力闘争を描く上で欠かせない理事会メンバーや管理職のキャストも充実しています。
理事会メンバー
- キム・ハギュン:オ・イングン(病院理事、副院長派)
- イ・デヨン:病院理事、学長
- イ・ソンホ:病院理事
- イ・ジョンネ:病院理事、企画調整部長
- キム・イクテ:病院理事
- ソン・ジョンハク:病院理事
病院管理職・職員
- キム・ミョングク:パン・テマン(診療部長、副院長派)
- ハン・ダミン:イ・ジョンミン(新聞記者、医大出身、ソヌに好意)
- ソン・ジョンホ:カン・ソックン(ソヌの後輩)
院長派と副院長派の対立構造の中で、各キャラクターが複雑な利害関係を持ちながら物語を展開させています。特にキム・ハギュンが演じるオ・イングンは副院長派の重要人物として、暴力組織とのつながりも示唆されています。
カインとアベル(韓国)の隠れた名脇役と意外なキャスティング秘話
ドラマの魅力を支える脇役陣にも注目すべき俳優たちが多数出演しています。
記憶に残る脇役たち
- チョ・ウォニ:チェ・ボックン(暴力組織のボス、イングンの手先)
- オク・スンイル:マノ(ボックンの子分)
- チョン・ビョンホ:病院の顧問弁護士
- キム・テヨン:院長の私設弁護士
少年時代のキャスト
- カン・イソク:チョインの少年時代
- チョン・チャヌ:ソヌの少年時代
- チャ・ジェドル:ソヌの幼少時代
- キム・ユジョン:ソヨンの少女時代
興味深いのは、主人公チョインの両親役として、チンソン(亡父)、ヨンヒ(亡母)が設定されていることです。彼らは回想シーンで登場し、チョインの心の支えとなる重要な存在として描かれています。
また、本作は2年がかりで準備された野心作として話題となり、ソ・ジソブにとっては『ごめん、愛してる』後の入隊から4年ぶりのドラマ復帰作品となりました。撮影中にはハプニングもあり、最終回間近の16日の放送で同じシーンが繰り返し放送される放送事故が発生、視聴者から多くの苦情が寄せられましたが、それでも最終回は19.2%の高視聴率を記録しました。