イヴのすべて(韓国)出演者一覧
イヴのすべて(韓国)主演キャストの詳細情報
『イヴのすべて』は韓流ブームの原点となった作品として、数多くの才能あふれる俳優たちが出演しています。
主演のユン・ヒョンチョル役のチャン・ドンゴンは、この作品で韓流四天王の地位を確立しました。MBS放送局の企画理事を演じ、御曹司でありながらアウトローな面を持つ複雑なキャラクターを表現。現在も韓国芸能界の第一線で活躍しており、日本での知名度も抜群です。
チン・ソンミ役のチェリムは、明るく素直で心優しい愛されキャラを好演。MBSのアナウンサーとして、純粋にキャスターを目指すヒロインを魅力的に演じました。身長168cmのA型で、本作品後も数多くのドラマに出演を続けています。
ホ・ヨンミ役のキム・ソヨンは、このドラマの悪役として強烈な印象を残しました。不幸な生い立ちゆえに目的のためなら手段を選ばない非情なキャラクターを演じ、視聴者に強い印象を与えています。
イヴのすべて(韓国)MBS放送局員のキャスト陣
放送局という舞台設定により、多数の局員キャストが登場するのも本作品の特徴です。
キム・ウジン役のハン・ジェソクは、MBSのカメラマンとしてソンミの「オッパー(お兄さん)」的存在を演じました。ヨンミの悪行を知りながらも受け入れ、最終的にヨンミをかばって死亡するという悲劇的な役回りでした。
アナウンサー室には複数のキャラクターが所属しており、キム・ソンダル役のパク・チョル、イ・ギョンヒ役のパク・スンチョン、ユ・ジュヒ役のキム・ジョンウンなどが同僚として登場します。特にユ・ジュヒはヒョンチョルに思いを寄せる先輩アナとして描かれ、最終話では同僚と結ばれるストーリーが展開されました。
局の上層部には、ユン会長役のハン・インス(ヒョンチョルの父)、キム常務役のチェ・サンフン(ユン会長の後妻の兄)など、権力争いを織り交ぜた複雑な人間関係が描かれています。
イヴのすべて(韓国)記者チームとその他重要キャスト
MBSの記者陣も物語に重要な役割を果たしています。
イ記者役のソン・イルグクは、ウジンの同僚記者として登場し、現在では『朱蒙』などの時代劇で有名になった俳優です。当時はまだ無名でしたが、後に大スターとなった俳優の一人として注目すべき存在です。
チョ・チョジェ役のキム・ヒョジンは、MBSの局員として脇を固める重要な役割を担いました。
家族関係のキャストも充実しており、ヒョンチョルの母親役のイ・ギョンジン、継母役のキョン・ミリなど、複雑な家庭環境を表現するキャストが配置されています。
イヴのすべて(韓国)出演者たちの知られざるエピソード
実は『イヴのすべて』の出演者たちには、あまり知られていない興味深いエピソードが数多く存在します。
この作品は日本で2002年に初めて地上波全国ネットで放送された韓国ドラマという歴史的意義があります。『冬のソナタ』よりも先に日本にやってきた作品で、実質的な韓流ブームの先駆けとなりました。youtube
チェリムの経歴を見ると、本作品以前から数多くの名作に出演していることがわかります。カム・ウソンとの共演作『愛するあなた』(1999年)や、パク・ヨンハとの『恋歌』(1999年)など、そうそうたるメンバーとの共演歴があります。特に『カイスト』(1999-2000年)では、後に大スターとなる俳優たちが生徒役で多数出演していました。
キム・ソヨンが演じたヨンミは、視聴者から激しく憎まれる悪役として話題になりました。しかし実際の彼女は「検事プリンセス」や「ロマンスが必要3」でかわいらしいキャラクターを演じることで知られ、演技の幅の広さを証明しています。
イヴのすべて(韓国)キャスト陣の現在の活動状況
主演キャストたちの現在の活動も注目すべき点です。
チャン・ドンゴンは現在も韓国芸能界のトップスターとして活動を続けており、映画やドラマで主演を務めています。特に日本では『イヴのすべて』の印象が強く、今でも高い人気を誇っています。
チェリムは本作品後も精力的にドラマ出演を続け、ソ・ジソブとの共演作『女子万歳』(2000-2001年)や、同じくジソブとの『ただいま恋愛中』(2002年)などに出演。興味深いことに、後者ではクォン・サンウがチェリムの弟役で出演していました。
キム・ソヨンは悪役のイメージを脱却し、様々なタイプの役に挑戦しています。最近では母親役なども演じ、年齢を重ねるごとに演技の深みを増していることで評価されています。
ハン・ジェソクは本作品後もコンスタントに活動を続けており、特にチェリムとの再共演作『四姉妹物語』(2001年)では話題になりました。
本作品はMBC制作で全20話として放送され、最高視聴率45.2%を記録した記念すべき作品です。当時の韓国ドラマとしては異例の高視聴率で、社会現象となりました。