古谷大和の出演作品一覧と活動歴
古谷大和の舞台出演作品一覧(2012-2019)
古谷大和は2012年に俳優デビューして以来、数多くの舞台作品に出演してきました。初期の活動から着実にキャリアを積み上げ、様々な役柄に挑戦してきた軌跡を追ってみましょう。
2012年、東京俳優市場2012春「第2話 ラフレター」で主演を務め、俳優としての第一歩を踏み出しました。同年には翠組の公演や「新宿のありふれた夜」など複数の舞台に出演し、新人俳優として精力的に活動を開始しました。
2014年からは「プレゼント◆5」シリーズで天王星人★レイ役を演じ、その後「CHaCK-UP」シリーズでも同じく天王星人★レイ役として人気を博しました。この頃から徐々に知名度を上げ、ファン層を拡大していきます。
2016年には「TRICKSTER-the STAGE-」で大友久役、「FAIRY TAIL」でミッドナイト役を演じるなど、人気アニメやマンガの舞台化作品にも多数出演。2.5次元舞台俳優としての地位を確立していきました。
2018年、「KING OF PRISM -Over the Sunshine!-」で高田馬場ジョージ役を演じ、この役は後の「KING OF PRISM」シリーズでも継続して担当することになります。同年から「MANKAI STAGE『A3!』」シリーズでシトロン役を演じ始め、これが古谷大和の代表作の一つとなりました。
2019年には「おとぎ裁判」シリーズでアケチ役を主演し、この作品は後のシリーズ化にも繋がる重要な作品となりました。また、「最果てリストランテ」では新田聖役でW主演を務めるなど、主演俳優としての地位も確立していきました。
古谷大和の舞台出演作品一覧(2020-2025)
2020年代に入ってからも古谷大和の活躍は続き、さらに多彩な作品に出演しています。特にこの時期は主演作品が増え、俳優としての幅を広げていった時期でもあります。
2020年は「おとぎ裁判 第2審」でアケチ役を主演し、同年「LIVEミュージカル演劇『チャージマン研!』」ではチャージマン研役を主演。また「12人の怒れる男」では陪審員7号役を演じ、古典的な舞台作品にも挑戦しました。
2021年にはミュージカル「黒執事」〜寄宿学校の秘密〜でクレイトン役を演じ、人気漫画の舞台化作品に参加。「舞台『ゼロの無限音階』」ではルイ役を担当し、多様な役柄をこなしていきました。
2022年、ミュージカル「悪ノ娘」でカイル役を演じ、ボーカロイド楽曲原作の舞台にも出演。「はじまりのカーテンコール〜your Note〜」ではるい役を演じ、「BOYS DOLL HOUSE〜はい!よろこんで!〜」ではW主演で支配人役を担当するなど、主演級の役柄が増えていきました。
2023年から2024年にかけては「MANKAI STAGE『A3!』」シリーズのシトロン役を継続して演じながら、「舞台『夢職人と忘れじの黒い妖精』」ではルージュ役、ミュージカル「七色いんこ」では朝霞役を演じるなど、様々な作品に出演しています。
2025年に入ってからは「ライドカメンズ The STAGE」で久遠瞬十役、「MANKAI STAGE『A3!』ACT3! 2025」でシトロン役を継続して演じています。また、最新作として「舞台「ろくでなしコーラス2025」」の主演を務めることが発表され、今後の活躍にも期待が高まっています。
古谷大和の映像作品と配信コンテンツ出演歴
舞台俳優として活躍する古谷大和ですが、映像メディアにも多数出演しています。テレビドラマや映画、配信コンテンツなど、様々な映像作品での彼の活動を見ていきましょう。
映画出演作としては、2014年の「リアル人狼ゲーム 戦慄のクラッシュ・ルーム」を皮切りに、2018年「Sea Opening」、2021年「MANKAI MOVIE『A3!』~SPRING&SUMMER~」、2022年「MANKAI MOVIE『A3!』~AUTUMN&WINTER~」、「編集霊 deleted」(須賀原役)などがあります。舞台での人気キャラクターをそのまま映画化した作品にも多く出演しており、ファンからの支持も厚いです。
テレビドラマでは、2020年1月から3月にかけて放送されたテレビ神奈川「チョコレート戦争」で村木乃亜役としてレギュラー出演し、テレビドラマでの演技力も発揮しました。また、2022年4月~6月には同じくテレビ神奈川「宅飲みシェアハウス」の第6話~第10話に出演するなど、地上波ドラマでも活躍しています。
配信コンテンツでは、東映特撮FCオリジナル作品「仮面ライダーアウトサイダーズ」シリーズでエコル役を演じています。このシリーズは「仮面ライダーアウトサイダーズep.1 鏡の世界(ミラーワールド)のお宝と王蛇の帰還」から「仮面ライダーアウトサイダーズep.6 ラブ&ピースと次元の救世主」まで出演し、特撮ファンからも注目を集めました。
また、2021年2月には「documentary of Yamato Furuya」がニコニコ動画キャストサイズチャンネル内で配信され、俳優・古谷大和の素顔に迫るドキュメンタリーとして話題になりました。
古谷大和のCD・音楽活動と朗読作品
古谷大和は舞台や映像作品だけでなく、音楽活動や朗読作品にも積極的に参加しています。彼の声を活かした多彩な活動を紹介します。
CDリリースとしては、2016年5月に「ドラマCD「活声高校☆探偵部」」で横溝コウ役を担当したのを皮切りに、「舞台KING OF PRISM -Over the Sunshine!- Prism Song Album」(2018年3月)では高田馬場ジョージ役として参加しました。
「MANKAI STAGE『A3!』」シリーズでは、「~SPRING&SUMMER 2018~」「~SPPING2019~」などの「MUSIC Collection」や、「Spring Troupe 満開の桜の下で」(2021年6月)などのCDにシトロン役として参加し、歌唱力も披露しています。
2020年3月には「チョコレート戦争 〜聲なきに聴き形なきに視る〜」、2021年1月には「チョコレート戦争~a tale of the truth~」でDust Kiss(立石俊樹、小南光司、古谷大和、星元裕月、TAKA、大平峻也)のメンバーとして参加するなど、ユニット活動も行っています。
朗読作品では、2012年10月の「Voice Collection 2012」での朗読を皮切りに、「RO-DOKU音戯草子」シリーズ(2013年、2014年)、「朗読CD「ようこそタイムリー502号室へ#01」」(2019年2月)など多数の作品に参加しています。
近年では「朗読劇「M・A・D朗毒」」や「朗読劇『文豪LETTERS 』」(2024年6月)、「朗読劇「ラストダンスは私に」〜岩谷時子物語〜」、「朗読劇「カラフル」」など、朗読劇の出演も増えており、声優としての才能も発揮しています。
また、2024年2月には「DVD エチュたび 古谷大和 × 東拓海」がリリースされ、ファン向けコンテンツも充実しています。
古谷大和の独自企画と今後の展望
古谷大和は出演作品だけでなく、自身のファンクラブイベントや独自企画、写真集などの作品も多数リリースしています。また、2025年現在の最新情報と今後の展望についても見ていきましょう。
ファンクラブイベントとしては、「古谷大和ファンツアー『ふるややまとといっぱくふつか にかいめ!』」(2019年9月)や「まさしとやまとの祝日 ふつかめ」(2019年10月)、「『古谷大和FCイベント#01』」(2022年3月)など、ファンとの交流を大切にしたイベントを多数開催しています。
写真集やカレンダーなどの作品も充実しており、「古谷大和1st写真集「P.S. Life is」」(2019年11月)や、毎年リリースされる壁掛けカレンダー&卓上カレンダーは、ファンにとって貴重なアイテムとなっています。また、「古谷大和2021-22年カレンダー Making DVD」など、撮影の裏側を収めたDVDもリリースされています。
2025年4月現在、古谷大和は「舞台「ろくでなしコーラス2025」」の主演を務めることが発表されました。この作品は2022年と2024年に上演された「ろくでなしコーラス」シリーズの第3弾で、女装男性がママさんコーラスへの参加を目指すという斬新な設定の舞台です。2025年6月18日から22日まで東京・浅草花劇場での上演が予定されており、新たな挑戦として注目されています。
また、2025年6月10日には「ACTORS☆LEAGUE in Games 2025」への出演も予定されており、東京ガーデンシアターでのパフォーマンスが期待されています。
「MANKAI STAGE『A3!』」シリーズでは、「ACT3! 2025」(2025年3月22日~5月10日)でシトロン役を継続して演じており、長年にわたって愛されるキャラクターとして定着しています。
今後も舞台を中心に、映像作品や朗読作品など多岐にわたる活動が期待される古谷大和。33歳を迎え、俳優としてさらなる成長と新たな挑戦を続けていくことでしょう。