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チョンジソの出演作品 話題ドラマ映画まで徹底紹介

チョンジソの出演作品

チョンジソの主要出演作品
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映画作品

パラサイト半地下の家族を筆頭に数々の話題作に出演

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テレビドラマ

奇皇后からザ・グローリーまで幅広いジャンルで活躍

主演作品

謗法運命を変える方法など主演も果たす実力派女優

チョンジソのドラマ代表作品と演技の魅力

チョンジソは2012年のデビュー以来、多くの話題作に出演してきました。特に注目されるのが2013年から2014年にかけて放送された「奇皇后~ふたつの愛 涙の誓い~」での演技です。この作品では主人公キ・ヤン(奇洋)の少女時代を演じ、後に皇后となる強い女性の幼き日を見事に表現しました。

また、2015年の「ジキルとハイドに恋した私 Hyde, Jekyll, Me」や2016年の「W-君と僕の世界-」では、ヒロインの少女時代を担当し、大人の女優へとつながる重要な役どころを務めています。これらの作品を通じて、チョンジソは子役から本格的な女優への転身を図っていきました。

2020年には連続ドラマ初主演となった「謗法〜運命を変える方法〜」に出演。特殊な呪いの能力を持つ女子高生ペク・ソジン役で主演を果たし、それまでの清楚なイメージから一転、ボーイッシュな短髪姿で新たな魅力を見せました。この作品では演技の幅を大きく広げ、女性ファンも一気に増加したと言われています。

  • メイクイーン(2012年)- デビュー作
  • 奇皇后~ふたつの愛 涙の誓い~(2013-2014年)
  • ジキルとハイドに恋した私(2015年)
  • W-君と僕の世界-(2016年)
  • 謗法〜運命を変える方法〜(2020年)- 初主演
  • イミテーション(2021年)- 主演
  • カーテンコール(2022年)

チョンジソの映画作品 パラサイトでの国際的評価

チョンジソの名前を世界的に知らしめたのが、2019年公開のポン・ジュノ監督作品「パラサイト 半地下の家族」です。この作品で彼女は裕福なパク家の長女ダヘ役を演じ、アカデミー賞作品賞を含む4部門受賞という快挙に貢献しました。

映画の中でダヘは、やんちゃな弟にかかりっきりの両親に対し、いつも孤独を感じている役どころでした。そんな淋しさや家族との違和感を、何気ない態度や表情で巧みに表現したチョンジソの演技は高く評価され、全米映画俳優組合賞キャスト賞を受賞しています。

この成功を受けて、チョンジソは本名のヒョン・スンミンから芸名のチョンジソに変更。国際的な活動を見据えた名前の変更は、彼女の女優としての飛躍を象徴する出来事でもありました。

その後も2021年には「呪呪呪/死者をあやつるもの」に出演し、ホラーアクションジャンルにも挑戦。2025年公開予定の「タイヨウのウタ」では、日本映画のリメイク作品にも参加するなど、活動の幅を広げています。

映画出演作品一覧。

  • ドーター(2014年)
  • 隻眼の虎(2015年)
  • パラサイト 半地下の家族(2019年)
  • 呪呪呪/死者をあやつるもの(2021年)
  • タイヨウのウタ(2025年公開予定)

チョンジソのザ・グローリー復讐演技の話題性

2022年から2023年にかけて配信されたNetflixオリジナルドラマ「ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜」は、チョンジソの代表作の一つとなりました。この作品では高校時代に壮絶ないじめを受けた主人公ムン・ドンウンの学生時代を演じています。

作品のあらすじは非常に重厚で、高校時代にいじめを受けたドンウンが、その復讐のために人生の全てを捧げるという物語です。担任教師は無視し、母親もいじめ加害者から金銭を受け取るという絶望的な状況の中、最終的にドンウンは自主退学を余儀なくされます。その後、建築への興味は復讐への執念に変わり、人生を復讐計画に捧げることになります。

チョンジソはこの重いテーマの作品で、いじめ被害者の心の傷と絶望感を見事に表現しました。哀愁漂う暗い雰囲気の演技は多くの視聴者の心に深い印象を残し、韓国のみならず日本などでも大きな話題となりました。

この作品は第59回百想芸術大賞のドラマ部門で作品賞を受賞するなど、クオリティの高い復讐サスペンスとして高く評価されています。チョンジソの演技力の成長を示す重要な作品として位置づけられています。

チョンジソの演技スタイル フィギュア経験が与える表現力

チョンジソの演技の特徴を理解する上で欠かせないのが、彼女のフィギュアスケート経験です。小学校2年生から中学校2年生までフィギュアスケート選手として活動し、韓国内の大会で金メダルを獲得した実績もあります。

フィギュアスケートで培った身体表現力と音楽に対する感受性は、彼女の演技に独特の魅力をもたらしています。自分を表現する天性の力があると評されるのも、幼い頃からフィギュアスケートという芸術的スポーツに打ち込んできた経験が大きく影響していると考えられます。

デビュー作「メイクイーン」での演技が高評価を受け、天才子役と呼ばれたのも、このような表現力の基盤があったからこそでしょう。フィギュアスケートと演技という、全く違う方法で自分を表現する能力を持つチョンジソは、同世代の女優たちの中でも注目度の高いダークホース的存在となっています。

特技として挙げられるのは。

  • フィギュアスケート
  • 乗馬
  • ダンス

これらの多彩な才能が、様々な役柄への対応力を支えているのです。

チョンジソの独自視点 子役から大人女優への成長軌跡

チョンジソの特筆すべき点は、子役時代から大人の女優への移行を見事に成功させていることです。多くの子役が大人になってからの活動に苦労する中、彼女は継続的にキャリアを発展させています。

2012年にデビューしてから現在まで、チョンジソは18作品に出演しており、その演技の成長は作品を重ねるごとに明確に見て取れます。特に「謗法〜運命を変える方法〜」では髪をバッサリと切ってボーイッシュなイメージに挑戦するなど、従来の清楚なイメージにとらわれない積極的な役作りを見せています。

また、出演する作品のジャンルも非常に幅広く、歴史ドラマ(奇皇后)、ラブコメディ(ジキルとハイドに恋した私)、サスペンス(W-君と僕の世界)、ホラー(呪呪呪)、復讐劇(ザ・グローリー)と多岐にわたります。

この多様性は、彼女の演技力の高さを物語っており、1999年生まれの若さでありながら、すでに演技派女優としての地位を確立していることを示しています。今後も国際的な活動を含め、さらなる飛躍が期待される注目の女優です。

貞信女子中学校、貞信女子高校を卒業した学歴からも、演技一筋でキャリアを積んできたことがうかがえます。23歳という若さでこれだけの実績を持つチョンジソの今後の活動に、多くのファンが注目しています。