ボイス4(韓国)出演者一覧
ボイス4(韓国)主演キャストのプロフィール
「ボイス4~112の奇跡~」の主演を務めるのは、韓流スターとして絶大な人気を誇るソン・スンホンとイ・ハナです。
ソン・スンホン(デリック・チョ役)
ソン・スンホンは今作で韓系アメリカ人のLA市警刑事デリック・チョを演じています。幼い頃に両親を亡くし、妹と共にアメリカの警察幹部の家に養子として引き取られたという設定で、完璧主義者の敏腕刑事として描かれています。医学部で学んだ知識と鑑識班での経験を活かし、LAPDのギャング担当チームを率いる卓越したリーダーシップが印象的です。
イ・ハナ(カン・グォンジュ役)
- 生年月日:1982年7月23日
- 身長:168cm
- 代表作:『ボイス』シリーズ、『推理の女王』『恋する小惑星』
イ・ハナは「ボイス」シリーズの看板女優として、絶対聴覚を持つボイスプロファイラー、カン・グォンジュを演じ続けています。常人には聞き取れない些細な音も聞き分ける特殊能力を持ちながら、前シーズンでパートナーを失った心の傷と向き合う繊細な演技が評価されています。
ボイス4(韓国)ゴールデンタイムチーム出演者詳細
112通報センターのゴールデンタイムチームメンバーは、シリーズの核となる重要な役どころです。
ソン・ウンソ(パク・ウンス役)
- 生年月日:1983年9月26日
- チーム内での役割:分析チーム長、5ヶ国語が堪能
- 特技:多言語通訳、データ分析
ソン・ウンソが演じるパク・ウンスは、チームのブレーンとしてグォンジュの右腕的存在です。5ヶ国語を操る才女で、祖母と妹と一緒に暮らしているという家庭的な一面も持っています。冷静沈着な判断力と語学力を活かして、国際的な事件でも活躍する重要なキャラクターです。
カン・スンユン(ハン・ウジュ役)
- 所属グループ:WINNER
- 生年月日:1994年8月21日
- 役柄:敏腕ハッカー、特別採用の新メンバー
K-POPグループWINNERのメンバーとして活動するカン・スンユンが、今作で本格的な俳優デビューを果たしました。ハッカーとしての専門技術を持つ新メンバーとして加入し、デジタル捜査の要として活躍します。アイドル出身ながら、真剣な演技で視聴者を魅了しています。
ボイス4(韓国)復帰キャストの注目ポイント
シリーズファンが最も注目したのが、初期メンバーの復帰でした。
ペク・ソンヒョン(シム・デシク役)
- 生年月日:1989年1月30日
- 身長:178cm
- 復帰の経緯:モ・テグ事件で瀕死の重症を負うも奇跡的に回復
ペク・ソンヒョンが演じるシム・デシクは、シーズン1から活躍していた人気キャラクターです。前シーズンで重傷を負い一時離脱していましたが、グォンジュの説得により復帰を果たしました。チーム長のジニョクを慕う忠実な部下として、シリーズを通じて愛され続けているキャラクターです。
キム・ジュンギ(パク・ジュンギ役)
- ソンウン地方警察庁強力1チーム所属
- 緊急出動チームのベテランメンバー
- 安定感のある演技でチームを支える
ソン・ブゴン(ク・グァンス役)
- 同じくソンウン地方警察庁強力1チーム所属
- シリーズ全作品に出演する皆勤賞俳優
- コミカルな一面も見せる愛されキャラクター
これらの復帰メンバーは、新しいキャストとの絶妙なバランスでチームワークを演出し、シリーズの継続性を保っています。
ボイス4(韓国)悪役キャストの演技力
「ボイス」シリーズの魅力の一つは、恐ろしくも魅力的な悪役たちです。
イ・ギュヒョン(トンバン・ミン/サーカスマン役)
イ・ギュヒョンは今作の最重要悪役として、二重人格を持つ複雑なキャラクターを演じています。表向きはソナン村の村長の孫で特殊メイクスタジオを営む好青年ですが、裏の顔は冷酷な連続殺人犯「サーカスマン」です。グォンジュと同じく超人的な聴力を持つ設定で、「善の聴力」VS「悪の聴力」という構図を作り出しています。
イ・ギュヒョンの演技の特徴は、日常的な優しさと狂気的な残忍性を巧みに使い分けることです。メイクアーティストとしての技術を悪用し、様々な変装で犯行を重ねる様子は、視聴者に強烈な印象を残します。特に、被害者の声を録音して再生するという独特な犯行手口は、「ボイス」シリーズならではの恐怖演出として話題になりました。
ボイス4(韓国)出演者の隠れたエピソード
撮影現場での興味深いエピソードや、キャスト同士の意外な関係性を紹介します。
ソン・スンホンの英語演技への挑戦
ソン・スンホンは今作で韓系アメリカ人役を演じるため、英語でのセリフも多く登場します。実は彼は英語が得意ではないため、専門コーチを付けて猛特訓したそうです。「完璧主義者のデリック」というキャラクター設定と重なる努力家ぶりが、現場スタッフからも絶賛されました。
イ・ハナの聴覚演技の秘密
絶対聴覚という設定のため、イ・ハナは音に対する細かな反応演技が要求されます。撮影前には実際に音響専門家から指導を受け、様々な音の特徴や聞き分け方を学んだとのこと。劇中で見せる微細な表情変化は、こうした専門的な準備があってこそ実現しています。
カン・スンユンの俳優修業
K-POPアイドルから俳優に転身したカン・スンユンは、撮影開始前に半年間の演技レッスンを受講しました。特にアクションシーンでは、本格的なスタントトレーニングも積んだそうです。先輩俳優たちからの指導も積極的に受け、現場では「努力の人」として評価されています。
ペク・ソンヒョンの復帰への思い
一度シリーズを離れたペク・ソンヒョンにとって、今作への復帰は特別な意味がありました。「シム・デシクというキャラクターを再び演じることができて本当に嬉しい。ファンの皆さんが待っていてくれたことが何より励みになった」とインタビューで語っています。
現場での国際色豊かな雰囲気
今作では韓国とアメリカを舞台にしているため、撮影現場には韓国人スタッフだけでなく、アメリカ人コンサルタントも参加していました。文化的な違いを正確に表現するため、細部にまでこだわった制作体制が話題となりました。
撮影期間中、キャスト陣は実際のLA市警を見学し、アメリカの警察システムについて学習したそうです。また、112通報センターでの実地研修も行い、リアリティのある演技につなげています。
このような舞台裏での努力や工夫が、「ボイス4」の高いクオリティを支えており、出演者たちの真摯な取り組みが作品の成功につながったと言えるでしょう。シリーズファンはもちろん、初見の視聴者にも満足度の高い仕上がりとなっている理由が、こうした出演者たちの献身的な姿勢にあることは間違いありません。