アイリス THE LAST(韓国)の出演者一覧
映画「アイリス THE LAST」は、韓国で最高瞬間視聴率50.2%を記録した大ヒットドラマ「IRIS-アイリス-」の映画版として制作されました。ドラマ版と同じ豪華キャストが再結集し、テレビでは描ききれなかった新たな展開と結末を描いています。
本作品は総製作費15億円をかけ、日本、ハンガリーなどでの長期海外ロケを敢行。実力派俳優陣による演技の化学反応が話題となり、製作国韓国に先駆けて日本で世界最速公開されるほどの注目作品となりました。
アイリス THE LAST(韓国)主演キャストの詳細プロフィール
イ・ビョンホン(キム・ヒョンジュン役) 🎭
韓国を代表する国民的スターとして知られるイ・ビョンホンが、韓国国家安全局(NSS)の最精鋭特殊要員ヒョンジュンを演じています。1991年から芸能界入りし、2000年の映画「JSA」で主演男優賞にノミネートされ一躍有名になりました。2009年にはハリウッド映画「G.I.ジョー」でハリウッドデビューも果たしており、フランス政府から文化芸術勲章を授与されるなど国際的な評価も高い俳優です。
キム・テヒ(チェ・スンヒ役) 💫
ヒョンジュンと恋仲に発展するプロファイラー、チェ・スンヒを演じるキム・テヒ。制作発表会見では「この日をときめくような心で待ってた。日本キャストのみなさんが力を貸してくださって嬉しく思う」と日本での公開への期待を語りました。女性らしさと強さを併せ持つキャラクターを見事に演じ分けています。
T.O.P(BIGBANG)(ビック役) 🎵
人気グループBIGBANGのメンバーT.O.Pが謎の殺し屋・ビック役を熱演。アイドルから俳優への転身作として話題となり、俳優としても高い評価を受けました。撮影現場ではイ・ビョンホンとの対決シーンで、納得のいくまでリハーサルを繰り返すなど、真摯な演技への取り組みが印象的でした。
アイリス THE LAST(韓国)助演キャストの演技力
チョン・ジュノ(チン・サウ役) ⚔️
ヒョンジュンの唯一無二の親友でありながら、複雑な運命に翻弄されるチン・サウ役を演じるチョン・ジュノ。707特殊部隊出身でヒョンジュンと変わらぬ友情を約束した掛け替えのない親友という設定で、友情と裏切りの狭間で揺れ動く複雑な感情を繊細に表現しています。
キム・スンウ(パク・チョリョン役) 🛡️
北朝鮮警護チーム長のパク・チョリョンを演じるキム・スンウ。冷徹でありながらも信念を持った工作員として、物語に緊張感をもたらす重要な役どころを担っています。
キム・ソヨン(キム・ソンファ役) 🗡️
チョリョンの右腕として活動する北朝鮮工作員キム・ソンファ役のキム・ソヨン。女性工作員としての冷酷さと、内に秘めた人間性を見事に演じ分け、物語に深みを与えています。最終回では記者に紛れた傭兵との激しい銃撃戦でヒョンジュンと共闘するシーンが印象的でした。
アイリス THE LAST(韓国)脇役キャストの隠れた名演技
キム・ヨンチョル(ペク・サン役) 🎭
NSS副局長から局長に就任するペク・サンを演じるキム・ヨンチョル。表向きはNSSのために人生を捧げてきたベテラン幹部でありながら、実はアイリスのメンバーという二面性を持つ複雑な役柄を、ベテランならではの演技力で表現しています。さらにヒョンジュンの両親を殺害した張本人でもあり、物語の核心に関わる重要な悪役として存在感を示しています。
チュニ(ヤン・ミジョン役) 💻
テロ対策チーム要員でありコンピュータプログラマーのヤン・ミジョンを演じるチュニ。ハッキングの腕は韓国一を誇り、ネットワーク技能も高く世界各国の情報を瞬時に集められる天才プログラマーという設定です。クラブで偶然知り合ったビックに心を奪われ、彼の口車に乗せられて情報をハッキングしてしまう悲劇的な役どころを繊細に演じています。
アイリス THE LAST(韓国)出演者の知られざる撮影秘話
撮影現場では、イ・ビョンホンとT.O.Pの最後の対決シーンが松島のアパートで撮影され、二人は撮影の合間に仲良く談笑したり、納得のいくまでリハーサルを繰り返すなど、プロフェッショナルな姿勢が印象的でした。
また、日本版の制作発表会見では、日本語吹替えを担当する藤原竜也、黒木メイサ、城田優らとの豪華”競演”が実現。初対面のイ・ビョンホンに対して藤原竜也は「素敵な方ですね」と語り、城田優も「(役柄上)ライバルなんですけど、全てにおいて負けてますね」と韓流スターを称賛するなど、日韓の俳優同士の交流も話題となりました。
イ・ビョンホンは会見で「南北関係、核の武器などイデオロギーを中心に描いたわけではなく、何らかの利益のために闘う部隊があるっていうことを知ってもらいたい。愛や逆襲といったものが、このドラマの武器になると思う」とヒューマンドラマとしての側面を強調。単なるスパイアクションではなく、人間ドラマとしての奥深さを追求した作品であることを明かしています。
アイリス THE LAST(韓国)出演者が語る作品への想い
キム・テヒは制作発表会見で「日本キャストのみなさんが力を貸してくださって嬉しく思う」と日本での公開に対する感謝の気持ちを表現。また、日本語吹替えを担当した黒木メイサは「女性らしさがあって、私もキム・テヒさんを見ながら勉強しなきゃ」と返すなど、日韓の女優同士の相互リスペクトも見られました。
イ・ビョンホンにとって本作品は6年ぶりのドラマ主演作でもあり、「日本でどんな反応があるか期待」と代名詞のキラースマイルを見せながらアピールしていました。韓国では最高視聴率39.9%を記録した話題作の映画版として、さらなる完成度の高さを目指していることが伺えます。
映画版では、ドラマの内容に沿いながらも、ドラマでは明かされなかったアイリスの全てが明らかになり、新しい裏切りも追加されるなど、ドラマにはない新たな展開が用意されています。出演者陣は、ファンの期待に応えるべく、より深化した演技を披露しており、アイリスファンにとってはまさに必見の内容となっています。