ミッドナイト・ランナー（韓国）の出演者一覧
ミッドナイト・ランナーのメイン出演者プロフィール
2017年に韓国で公開された『ミッドナイト・ランナー』（原題：청년경찰）は、動員数550万人を突破する大ヒットを記録した痛快アクション・エンターテイメント作品です。本作の成功の鍵を握るのが、韓国を代表する若手実力派俳優たちによる豪華キャスト陣です。
参考）https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BC
主要出演者一覧
- パク・ソジュン（ギジュン役）：1988年12月16日生まれ、ソウル特別市出身、身長185cm
参考）https://chiikorean.com/midnight/ - カン・ハヌル（ヒヨル役）：1990年2月21日生まれ、釜山広域市出身、身長182cm
- パク・ハソン（助演）
参考）https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000010123/ - ソン・ドンイル（助演）
参考）https://www.kbsworld.ne.jp/program/detail?prSn=1378
パク・ソジュンは感情先行型の行動派ギジュンを演じ、「韓国のアカデミー賞」と称される大鐘賞で新人男優賞を受賞するなど高い評価を獲得しました。一方、カン・ハヌルは理論重視の頭脳派ヒヨルを演じ、正反対の性格を持つ凸凹コンビとして絶妙なケミストリーを見せています。
参考）https://natalie.mu/eiga/film/175009
ミッドナイト・ランナーの主演俳優パク・ソジュンの経歴と代表作
パク・ソジュンは、本作公開時点で28歳という若さでありながら、すでに韓国エンターテイメント界で確固たる地位を築いている実力派俳優です。身長185cmの恵まれた体格と端整な容姿で、時代劇から現代劇まで幅広い演技力を披露しています。
参考）https://navicon.jp/news/58170/
パク・ソジュンの主な出演作品
- ドラマ：『梨泰院クラス』（2020）、『キム秘書はいったい、なぜ？』（2018）、『サム、マイウェイ〜恋の一発逆転!〜』（2017）、『花郎』（2016）
- 映画：『パラサイト 半地下の家族』（2019）、『ディヴァイン・フューリー/使者』（2019）、『Be With You ～いま、会いにゆきます』（2018）
パク・ソジュンの演技の特徴は、コメディからシリアスな演技まで自在に操る表現力の豊かさです。『ミッドナイト・ランナー』では、猪突猛進で血気盛んなキャラクターを演じ、アクションシーンでは自身が積極的にスタントに挑戦したというエピソードもあります。彼の情熱的な演技は、若い世代の観客から絶大な支持を受けており、「人気・実力共に若手No.1」との評価を得ています。
ミッドナイト・ランナーのもう一人の主演カン・ハヌルの魅力
カン・ハヌルは1990年生まれの釜山出身で、身長182cmの長身と知的な雰囲気で多くのファンを魅了している俳優です。本作では理論派で原理原則を重視するヒヨル役を演じ、パク・ソジュンとは対照的なキャラクターを見事に表現しています。
カン・ハヌルの代表出演作品
- ドラマ：『椿咲く頃』（2019）、『麗〜花萌ゆる8人の皇子たち〜』（2016）、『アントラージュ』（2016）、『ミセン』（2014）
- 映画：『雨とあなたの話』（2020年）、『私と春の日の約束』（2018）、『王の予言書』（2018）、『記憶の夜』（2017）
カン・ハヌルの演技力は、繊細な感情表現と知的なキャラクターの演じ分けにあります。『ミッドナイト・ランナー』では、教科書通りの理論を振りかざしながらも、実際の現場では慌てふためく姿をコミカルに演じ、観客に親しみやすいキャラクターとして印象を残しました。
興味深いことに、カン・ハヌルは本作の撮影中、アクションシーンの準備のために3か月間集中的な体力トレーニングを行ったと言われています。普段は知的で大人しい印象の彼が、本作では意外にもダイナミックなアクションを披露し、その多面性を見せつけました。
ミッドナイト・ランナーの助演陣と脇役キャストの豪華さ
『ミッドナイト・ランナー』の魅力は、主演の2人だけでなく、脇を固める助演陣の充実ぶりにもあります。特に注目すべきは、韓国映画界のベテラン俳優たちが惜しみなく出演していることです。
主要助演キャスト
- パク・ハソン：『おひとりさま～一人酒男女～』『TWO WEEKS』『トンイ』などで知られる実力派女優
- ソン・ドンイル：『ハンムラビ法廷～初恋はツンデレ判事！？～』『怪しい彼女』などに出演するコメディ俳優
パク・ハソンは本作で重要な役どころを演じ、主演の2人と絡むシーンでは持ち前の演技力で場面を引き締める役割を果たしています。彼女は韓国ドラマファンには『トンイ』での印象的な演技で知られており、時代劇から現代劇まで幅広いジャンルで活躍する実力派として認知されています。
ソン・ドンイルは韓国映画界のコメディ俳優として名高く、『怪しい彼女』などのヒット作品で独特の存在感を示してきました。本作では主演の2人の先輩格として登場し、彼らの暴走を見守る温かい眼差しを演じています。
実は、本作の助演陣の多くは監督のキム・ジュファンが直接オファーを出した俳優たちです。監督は「主演の2人だけでは表現しきれない部分を、経験豊富な助演陣に託したかった」とインタビューで語っており、キャスティングへの強いこだわりを見せています。
ミッドナイト・ランナーのキャスト撮影秘話と意外なエピソード
『ミッドナイト・ランナー』の撮影現場では、数多くの興味深いエピソードが生まれました。特に主演の2人の関係性は、撮影を通じて映画のキャラクター設定以上に深いものになったと言われています。
撮影現場での特筆すべきエピソード
- パク・ソジュンとカン・ハヌルは撮影前から親交があり、実際の友情が画面上の自然なケミストリーにつながった
- アクションシーンの大部分で、両俳優がスタントダブルを使わずに自ら演技を行った
- 撮影期間中、2人は合宿形式で共同生活を送り、役作りに励んだ
特に印象的なのは、カン・ハヌルが本作のために普段の知的なイメージを封印し、コミカルなアクションシーンに積極的に挑戦したことです。監督によると、「ハヌルは撮影現場で一番笑わせてくれる存在だった」とのことで、普段のクールなイメージとは180度異なる一面を見せていたそうです。
また、パク・ソジュンは撮影中に実際に警察関係者から指導を受け、本格的な捜査手法や警察官の立ち居振る舞いを学んだというエピソードもあります。彼は「ただのアクション映画ではなく、リアリティを大切にしたかった」と語っており、役に対する真摯な姿勢がうかがえます。
撮影終了後、主演の2人は「もし続編があれば、ぜひまた一緒に演じたい」とコメントしており、作品に対する強い愛着と、お互いへの信頼関係の深さを表現しています。この2人の友情こそが、本作を韓国で550万人動員という大ヒットに導いた最大の要因と言えるでしょう。
参考）https://life-goes-well.hatenablog.com/entry/midnight-runner
監督のキム・ジュファンは「2人の自然な関係性があったからこそ、脚本以上の化学反応が生まれた」と振り返っており、キャスティングの妙が作品の成功に大きく貢献したことを示しています。