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ザ・キラー(韓国)の出演者一覧と主要キャスト詳細解説

ザ・キラー(韓国)の出演者一覧

ザ・キラー(韓国)の豪華キャスト陣
🎬

主演・チャン・ヒョク

元暗殺者ウィガン役。10年以上のボクシング・テコンドー経験を活かしたアクション演技

🎯

敵役・ブルース・カーン

ロシア人殺し屋ユーリ役。香港・ハリウッドで活躍するベテランアクション俳優

👧

ヒロイン・イ・ソヨン

女子高生ユンジ役。公園少女メンバーの新進女優として注目

ザ・キラー(韓国)主演チャン・ヒョクのプロフィール

チャン・ヒョクは1976年12月20日韓国生まれの48歳で、本作で元暗殺者ウィガン役を演じています。彼は10年以上にわたりボクシングやテコンドーを嗜んで肉体を作り上げ、近年はアクション俳優として目覚ましい活躍を続けています。
参考)https://klockworx-asia.com/killer/

📽️ 代表作品一覧

  • 『火山高』(2001年):本国動員150万人を超える大ヒット

  • 「チュノ ~推奴~」(2010年):時代劇のカリスマと呼ばれる代表作

  • 「輝くか、狂うか」(2015年):時代劇大作

  • 「運命のように君を愛してる」(2014年):ラブロマンス作品

  • 『剣客』(2020年):チェ・ジェフン監督との初タッグ作品

チャン・ヒョクはジークンドーの達人でもあり、武道により鍛えられたプロポーションを活かして俳優だけでなくモデルとしても活躍しています。本作では伝説の殺し屋という、これまで積み重ねてきた実力を存分に発揮する集大成ともいえる史上最高のキャラクターを演じており、銃撃戦から斧を使う戦闘シーンまで、スタントマンなしの様々なアクションを披露しています。

ザ・キラー(韓国)敵役ブルース・カーンの経歴

ブルース・カーンは1968年4月19日韓国生まれの57歳で、本作でロシア人の殺し屋ユーリ役を演じています。香港とハリウッドで活躍してきたベテラン俳優として、最強のライバル役でチャン・ヒョクと対峙します。
参考)https://ja.wikipedia.org/wiki/THE_KILLER/%E6%9A%97%E6%AE%BA%E8%80%85

🥋 武術への道のり

  • 7歳:テコンドーを開始

  • 14歳:合気道を習得

  • その後:複数の武術を習得

  • 除隊後:映画業界への転身を決意

ブルース・カーンは幼いころからブルース・リーの大ファンで、除隊後に兵役中の恩師である上官が強く勧めてくれた映画業界への転身を志しました。広告に出ていたスタントマンのオーディションに申し込んだことがきっかけでアクション俳優としてのキャリアが始まり、やがて武術への造詣の深さとスタイリッシュなアクションセンスをサモ・ハンに見出され彼のスタントチームに合流しました。
ジャッキー・チェン主演『メダリオン』(2003年)でアクションシーンのデザインやスタントマンとして実績を残し、『リベンジャー 無敵の復讐心』(2018年)では主演だけでなく脚本も務めるなど活躍の場を広げています。

ザ・キラー(韓国)ヒロイン・イ・ソヨンの新星ぶり

イ・ソヨンは2000年10月17日韓国生まれの25歳で、本作で女子高生キム・ユンジ役を演じています。彼女は日本人、台湾人、韓国人からなる多国籍ガールズグループ「公園少女」のメンバーとしても活動しており、グループ内では「エン」という名前で活動しています。

🌟 公園少女としての活動

  • 多国籍ガールズグループのメンバー

  • 日本、台湾、韓国出身メンバーで構成

  • K-POPシーンで注目を集める新世代グループ

webドラマ「Some Air」(2021年)などで演技を経験しており、これからの活躍が期待される新鋭の俳優として注目されています。本作では人身売買組織に狙われる女子高生という難しい役どころを演じ、チャン・ヒョクとの共演で演技力を磨いています。

K-POPアイドルから女優へと活動の幅を広げる彼女の演技は、韓国エンタメ業界の多才な人材育成システムを象徴する存在として評価されています。

ザ・キラー(韓国)脇役キャストの豪華布陣

本作には主要キャスト以外にも実力派俳優陣が多数出演しています。

👥 主要脇役キャスト一覧

俳優名 役名 特徴
バン・ウンジョン スンヨン 人身売買に巻き込まれた少女役
シン・スンファン パク・ヒョンジュ 犯罪組織の一員役
イ・スンジュン イ・ヨンホ 刑事役
イ・チェヨン ヒョンス ウィガンの妻役
Choi Ki-sub ドトォク 犯罪組織の一員役

特別出演・カメオ出演

  • ソン・ヒョンジュ:銃の密売人役でカメオ出演
  • チャ・テヒョン:清掃班長役でカメオ出演

バン・ウンジョンは1979年10月11日韓国生まれで、韓国のコメディアングループ「オンアルス」のメンバーとしても活動しています。同グループはイギリスのエディンバラ・フェスティバルに招致されるほどの知名度と人気を誇り、「ボイス ~112の奇跡~」(2016年)、「バッドパパ」(2018年)、『狼たちの墓標』(2021年)などの作品にも出演しています。
シン・スンファンは1973年2月11日韓国生まれで、TVドラマや映画、演劇など幅広い分野に跨って活躍する名バイ・プレイヤーです。『提報者 ~ES細胞捏造事件~』(2014年)、「江南ロマン・ストリート」(2016年)、『ディヴァイン・フューリー 使者』(2019年)など多数の話題作に出演しています。

ザ・キラー(韓国)制作陣とキャスティングの秘話

本作のキャスティングには、チェ・ジェフン監督の独特な視点と戦略が反映されています。監督は『剣客』(2020年)に続いてチャン・ヒョクと二度目のタッグを組んでおり、同名のウェブ小説を原作に独創的でスタイリッシュなアクション作品へと昇華させました。

🎭 キャスティングの特徴

  • アクション経験豊富な俳優の起用

  • 世代を超えた幅広いキャスト構成

  • K-POPアイドル出身の新進女優抜擢

  • 香港・ハリウッド経験者の参加

Bang Jin-hoによる人気ウェブ小説『The Kid Deserves to Die』を映画化した本作は、韓国と北米で同時公開を果たした話題作として注目を集めました。原題は「더 킬러: 죽어도 되는 아이」(ザ・キラー:死んでもいい子)で、英題は「The Killer: A Girl Who Deserves to Die」となっています。

チェ・ジェフン監督は、チャン・ヒョクの持つアクション俳優としての魅力を最大限に引き出すキャスティングを行い、ブルース・カーンという国際的な経験を持つ俳優を対抗馬として配置することで、作品全体のスケール感を高めています。また、イ・ソヨンのような新世代の才能を起用することで、作品に新鮮さと現代性を与えています。

映画の上映時間は95分で、2022年韓国製作、2023年5月26日に日本で公開されました。PG-12指定作品として、幅広い年齢層の観客に向けた作品となっています。配給はクロックワークスが担当し、韓国映画の日本展開における重要な作品の一つとして位置づけられています。
参考)https://natalie.mu/eiga/film/192753