チョジヌンの出演作品 映画 ドラマ 代表作一覧
チョジヌンは韓国映画界屈指の名バイプレーヤーとして躍進してきた俳優。
近年の映画出演作には『対外秘』(2024)、『DEADMAN 消された男』(2024)、『毒戦 BELIEVER 2』(2023)、『警官の血』(2022)、『権力に告ぐ』(2020)、『王と道化師たち』(2019)、『最後まで行く』(2014)などがある。
近作『対外秘』では主演ヘウン役を熱演、社会派サスペンスと人間ドラマの両面で高評価。『DEADMAN 消された男』ではどん底から再起を図る男をリアルに体現。どちらも現代社会の闇や人物描写が話題だ。
さらに『毒戦 BELIEVER』、『工作 黒金星と呼ばれた男』など、韓国ヒット映画での圧倒的存在感が光る。映画祭受賞歴も多数持ち、第51回百想芸術大賞映画部門最優秀演技賞や第35回青龍映画賞助演男優賞など名誉ある受賞歴がある。
ドラマでは『シグナル』(2016)で過去と未来を行き来する刑事イ・ジェハン役が特に有名。深みある演技で韓国国内外からも絶賛され、tvN10アワード演技部門大賞など多くの賞を受賞した。
その他の話題作には『NO WAY OUT:ザ・ルーレット』(2024, Disney+)、『アントラージュ ~スターの華麗なる人生~』(2016)、『根の深い木』(2011)、『太陽がいっぱい』、『推奴~チュノ~』(2010)、『ソル薬局の息子たち』と幅広いジャンルで活躍。
キャラクターの複雑な心理や社会的葛藤をリアルに表現し、脇役から主演まで自在にこなすスペシャリスト。
代表作『最後まで行く』では予想外の展開にスリルが走り、名演技で映画賞を総なめに。『毒戦 BELIEVER』シリーズでは繊細な人間描写と重厚な犯罪劇で人気。
『工作 黒金星と呼ばれた男』や『完璧な他人』など社会派、心理サスペンス、ヒューマンドラマまでジャンル横断的に活躍。「普段の姿からは想像できない深みのある演技」と業界内外で高評価される。
『お嬢さん』ではカンヌ国際映画祭ノミネート、官能ミステリーの見事なキャストワークで作品を引き締めた。
各作品ごとに全く異なる人物像を作り上げるため、観るたびに新たな一面を発見できるのが最大の魅力。
この部分では『お嬢さん』の詳しいストーリー解説や受賞歴、映像美・心理描写の際立った特長が公式サイトに詳しく掲載(カンヌ受賞や巨匠パク・チャヌクとのコラボ経歴など)、作品評や裏話も豊富。
デビューは2004年『マルチュク青春通り』。以来“名脇役”と呼ばれ続けたが、『最後まで行く』『毒戦 BELIEVER』『シグナル』以降は主演俳優としても確固たる地位を築いた。
芸名は実父の名前を由来とし、温厚な人柄から現場スタッフへの信頼も厚い。
カメラが回っていない時も役作りの一環として雰囲気や仕草を徹底的に作り込む職人的な姿勢と、作品のジャンルを問わず自分らしさを発揮する柔軟さで多くの監督から指名される存在。
また、アカデミー賞主宰の米映画芸術科学アカデミー会員としても知られ、海外映画祭での交流やコラボ経験も豊富。これは日本でも意外に知られていないポイントである。
チョジヌン作品は脚本・映像美・心理劇の三拍子がそろった名作ぞろい。
・あえて脇役に注目してみると、作品ごとにまったく違うキャラを巧みに演じ分けていることに気付くはず。
・台詞だけでなく、眼差しや仕草など細やかな表現を意識してみると、物語の奥行きが増す。
・同じ監督や共演者との化学反応を見るのも面白い。
最新作から過去作まで時代背景とあわせて視聴すれば、韓国映画・ドラマ全体の発展史も感じ取れるのがチョジヌン作品ならではの楽しみ方。