30だけど17です韓国ドラマの出演者一覧
30だけど17です主演キャストのプロフィール詳細
2018年に韓国SBSで放送された『30だけど17です』は、17歳で事故に遭い30歳で目覚めた女性と、同じ事故で心を閉ざした男性の物語です。主演を務めたのは、現在韓国で最も注目される若手俳優陣でした。
ヤン・セジョン(コン・ウジン役)
1992年12月23日生まれの俳優で、2016年のドラマ「浪漫ドクター・キムサブ」でデビューを果たしました。舞台の芸術デザイナー役を演じ、13年前の事故をきっかけに他人に心を閉ざした青年を繊細に表現しました。本作で2018年SBS演技大賞優秀俳優賞を受賞しています。
シン・ヘソン(ウ・ソリ役)
1989年8月31日生まれの実力派女優です。17歳の時に事故で昏睡状態になり、30歳で目が覚めたヴァイオリニスト役を演じました。身体は30歳でも精神年齢は17歳という難しい役どころを見事に演じ分け、2018年SBS演技大賞最優秀女優賞を受賞しました。
アン・ヒョソプ(ユ・チャン役)
ウジンの甥でテサン高校のボート選手兼キャプテン役を演じました。本作で2018年SBS演技大賞新人俳優賞を受賞し、その後『浪漫ドクター キム・サブ2』『ビジネスプロポーズ』など数々のヒット作に出演する人気俳優となりました。
30だけど17です助演キャストの魅力的な登場人物たち
本作の魅力は主演陣だけでなく、個性豊かな助演キャストにもあります。
イェ・ジウォン(ジェニファー役)
ウジンの家の家政婦役を演じ、2018年SBS演技大賞助演女優賞を受賞しました。コメディリリーフとして作品に温かさを添える重要な役割を担いました。
ユン・ソヌ(キム・ヒョンテ役)
医者で高校時代のソリの同級生という重要な役どころを演じました。ソリが目覚めた後の現実世界での唯一の知り合いとして、物語の展開に欠かせない存在でした。
ワン・ジウォン(リン・キム役)
ヴァイオリニストでソリに対してライバル心を抱く役を演じました。ソリの才能への嫉妬と複雑な感情を表現し、物語に緊張感をもたらしました。
その他にも、チョン・ユジン(カン・ヒス役)、アン・スンジュン(チン・ヒョン役)、チョ・ヒョンシク(ハン・ドクス役)、イ・ドヒョン(トン・ヘボム役)など、実力派俳優陣が脇を固めています。
30だけど17です子役キャストの印象的な演技力
本作では主人公たちの少年少女時代を描くシーンが重要な意味を持っており、子役キャストの演技も高く評価されています。
パク・シウン(少女時代のソリ役)
現在のソリの純粋さや天真爛漫さの原点となる17歳時代を見事に演じ、2018年SBS演技大賞最優秀子役賞を受賞しました。事故に遭う直前の希望に満ちた少女を演じ、視聴者の涙を誘いました。
ユン・チャニョン(少年時代のウジン役)
大人になったウジンの閉ざされた心の背景となる少年時代を繊細に表現し、2018年SBS演技大賞最優秀子役賞にノミネートされました。
ワン・ソクヒョン(子役時代のキム・ヒョンテ役)
ヒョンテの少年時代を演じ、ソリとの幼馴染としての絆を表現しました。
子役たちの自然な演技は、視聴者が主人公たちの過去に感情移入できる重要な要素となっており、ドラマ全体の完成度を高めています。
30だけど17です制作陣とスタッフの豪華布陣
『30だけど17です』の成功は、優秀なキャストだけでなく制作陣の力も大きく影響しています。
本作は2018年7月23日から9月18日まで全32話(韓国基準では全16話)で放送され、同時間帯視聴率1位を独走しました。最高視聴率は11.0%を記録し、韓国国内で大きな話題となりました。
制作は韓国の大手放送局SBSが手がけ、ヒーリングドラマというジャンルを確立させた記念すべき作品となっています。脚本は緻密に練られており、17歳で時が止まった二人の心の成長過程を丁寧に描写しています。
演出面でも、主人公たちの内面を表現する繊細な映像美や、感情に寄り添うBGMの使い方が高く評価されました。特に、ソリが目覚めるシーンや、ウジンが心を開いていく過程の演出は視聴者に強い印象を残しました。
キャスティングディレクターの慧眼により、それぞれの役柄にぴったりの俳優が選ばれ、作品全体の調和が生まれています。
30だけど17です出演者たちの意外な共通点と撮影秘話
興味深いことに、本作の主要キャスト陣にはいくつかの共通点があります。
まず、主演のヤン・セジョンとアン・ヒョソプは共に1992年生まれで同い年です。劇中では叔父と甥の関係を演じていますが、実際の年齢差はほとんどありません。この設定が、二人の自然な掛け合いを生み出す要因となりました。
シン・ヘソンは本作以前にも数々の作品で演技力を認められていましたが、純粋な17歳の心を持つ30歳女性という複雑な役どころは彼女にとって大きな挑戦でした。撮影中は常に17歳の気持ちを忘れないよう意識していたと後にインタビューで語っています。
また、助演のイェ・ジウォンは実際に海外生活経験があり、劇中の家政婦ジェニファー役のキャラクター設定に活かされています。
撮影は主に韓国各地で行われ、特にソリが住んでいた家として使用された建物は、現在も韓流ファンの聖地として人気があります。キャスト陣の仲の良さも話題となり、撮影現場は常に和やかな雰囲気だったと制作陣が証言しています。
本作の成功により、ヤン・セジョンは一躍トップスターの仲間入りを果たし、その後『私のIDはカンナム美人』『イ・ドゥナ!』などでも主演を務める人気俳優となりました。アン・ヒョソプも本作をきっかけに注目を集め、現在では韓国を代表する若手俳優の一人として活躍しています。