佐々木喜英の出演作品一覧
佐々木喜英は1987年10月4日生まれの日本の俳優で、東京都出身です。2003年から活動を開始し、舞台を中心に映画やテレビドラマなど幅広いジャンルで活躍しています。特に2.5次元舞台での活動が注目されており、多くのファンから支持を得ています。
本記事では、佐々木喜英の出演作品を舞台、映画、テレビドラマ、その他のメディアに分けて詳しく紹介します。2025年4月現在の最新情報も含め、彼の俳優としての軌跡を辿ってみましょう。
佐々木喜英の舞台出演作品一覧と代表作
佐々木喜英の最も活躍しているジャンルは舞台です。特に2.5次元舞台と呼ばれる、アニメやゲームを原作とした舞台作品での活動が顕著です。代表的な舞台出演作品を年代順に紹介します。
ミュージカル・テニスの王子様
佐々木喜英の知名度を大きく上げた作品の一つです。白石蔵ノ介役として出演し、多くのファンを獲得しました。
ミュージカル「黒執事」
ドルイット子爵役を演じ、その独特な演技力で観客を魅了しました。
超歌劇「幕末Rock」
沖田総司役として出演し、歌唱力と演技力の両方を発揮しました。
舞台 刀剣乱舞
宗三左文字役で出演。2019年には映画「映画刀剣乱舞-継承-」にも特別出演しています。また、2022年には「劇場版 舞台『刀剣乱舞』天伝 蒼空の兵 大坂冬の陣」、2021年には「劇場版 舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺」にも出演しています。
PERSONA5 the Stage
明智吾郎役を演じ、2019年から2022年まで全4作品に出演しています。
舞台『鬼滅の刃』
鬼舞辻無惨役として2020年の初演から出演。2023年の「其ノ肆 遊郭潜入」まで継続して演じています。2025年4月11日から20日には「其ノ伍 襲撃 刀鍛冶の里」が天王洲 銀河劇場で、4月25日から27日にはAiiA 2.5 Theater Kobeでの公演が予定されています。
ミュージカル『薄桜鬼 真改』
風間千景役として複数作品に出演。2023年の「山南敬助 篇」、2024年の「土方歳三篇」に続き、2025年6月20日から29日には「藤堂平助 篇」が天王洲 銀河劇場で上演予定です。
「マッシュル-MASHLE-」THE STAGE
レイン・エイムズ役として2023年に出演。2024年8月2日から12日には「THE STAGE 2.5」が天王洲 銀河劇場で、8月17日から19日にはAiiA 2.5 Theater Kobeでの公演が予定されています。
ミュージカル『Fate/Zero』
2025年1月18日から26日にTHEATER MILANO-Za、1月31日から2月2日にSkyシアターMBSで上演された「〜The Sword of Promised Victory〜」では雨生龍之介役を演じました。
舞台『鴨乃橋ロンの禁断推理』
2024年11月1日から4日に日本青年館ホール、11月9日・10日にサンケイホールブリーゼで上演予定の作品で、マイロ・モリアーティ役を演じます。
佐々木喜英の映画出演作品と主演映画
佐々木喜英は舞台俳優としての活動が中心ですが、映画にも多数出演しています。特に注目すべき映画作品を紹介します。
BRIGHT AUDITION(2014年)
佐々木喜英が映画初主演を務めたサスペンス・ドラマです。雑誌専属モデルのオーディションに参加した男女8人と審査員の間で巻き起こる熾烈な争いを描いています。成宮ケイ役として主演を務め、その演技力が高く評価されました。
幕末奇譚 SHINSEN5シリーズ
「幕末奇譚 SHINSEN5 〜剣豪降臨〜」(2012年)と「幕末奇譚 SHINSEN5弐 〜風雲伊賀越え〜」(2013年)に土御門源春役として出演しました。新撰組の若者たち5人の友情を描いた異色時代劇エンターテインメントシリーズです。
君へのメロディー(2010年)
桜木隼役として出演。ミュージカル”テニスの王子様”出身の佐藤永典との共演作品です。
石の降る丘(2011年)
石川修治役として出演した作品です。
ギャングスタ(2011年)
サクラザカ役として出演。校内制覇した者に与えられる称号「ギャングスタ」をめぐる物語です。
ガクドリ(2011年)
今井進役として出演した青春映画です。
ホーンヘッドヒーロー(2004年)
自主制作映画として、佐々木喜英の初期の作品の一つです。
佐々木喜英のテレビドラマと声優としての活動
佐々木喜英は舞台や映画だけでなく、テレビドラマや声優としても活動しています。主なテレビドラマ出演作品と声優活動を紹介します。
テレビドラマ出演作品
- 神話戦士ギガゼウス(2011年3月31日〜)- 羅門颯人役
- Fallen Angel(2012年1月21日〜3月24日)- キタハラヒカル役
- 青空の卵 第9話(2012年9月29日)- 佐藤隆之役
- ぶっせん(2013年7月16日〜9月24日)- 貞奉役
声優活動
- テレビアニメ「炬燵猫」(2009年、テレビ神奈川 他)- アレキサンドライト役
- テレビアニメ「戦刻ナイトブラッド」(2017年、東京メトロポリタンテレビジョン 他)- 石田三成役
- ゲーム「戦刻ナイトブラッド」(2017年)- 石田三成役
- ドラマCD「FABULOUS NIGHT」(2021年)- カール役
佐々木喜英は2017年、ゲーム『戦刻ナイトブラッド』で声優初挑戦を果たしました。その後もアニメやドラマCDなどで声優としての活動も展開しています。
佐々木喜英の2025年最新出演予定作品と注目ポイント
2025年4月現在、佐々木喜英の出演が決定している最新作品と、それぞれの注目ポイントを紹介します。
舞台『鬼滅の刃』其ノ伍 襲撃 刀鍛冶の里
2025年4月11日〜20日に天王洲 銀河劇場、4月25日〜27日にAiiA 2.5 Theater Kobeで上演予定です。佐々木喜英は引き続き鬼舞辻無惨役を演じます。「鬼滅の刃」シリーズ第5弾となる本作では、刀鍛冶の里を舞台にした物語が展開されると予想されます。前作までの圧倒的な存在感を放つ無惨の演技に注目です。
ミュージカル『薄桜鬼 真改』藤堂平助 篇
2025年6月20日〜29日に天王洲 銀河劇場で上演予定です。佐々木喜英は風間千景役を演じます。「薄桜鬼」シリーズは人気ゲームを原作としたミュージカル作品で、本作は藤堂平助を中心に据えた物語になると予想されます。佐々木演じる風間千景の新たな一面が見られるかもしれません。
「マッシュル-MASHLE-」THE STAGE 2.5
2024年8月2日〜12日に天王洲 銀河劇場、8月17日〜19日にAiiA 2.5 Theater Kobeで上演予定です。佐々木喜英はレイン・エイムズ役を演じます。人気漫画「マッシュル」の舞台化第2弾となる本作では、前作からさらに進化した演出や演技が期待されます。
舞台『鴨乃橋ロンの禁断推理』
2024年11月1日〜4日に日本青年館ホール、11月9日・10日にサンケイホールブリーゼで上演予定です。佐々木喜英はマイロ・モリアーティ役を演じます。推理小説を原作とした本作では、佐々木喜英の新たな演技の一面が見られるでしょう。
佐々木喜英の俳優としての成長と演技スタイルの変遷
佐々木喜英は2003年から活動を開始し、20年以上にわたって俳優として成長を続けてきました。その演技スタイルの変遷と特徴について考察します。
初期の活動(2003年〜2010年頃)
佐々木喜英の俳優活動は2003年の「陽だまりの樹」からスタートしました。初期はクラーク記念国際高等学校の公演などに出演し、徐々に経験を積んでいきました。2005年頃からは「ミュージカル『SILVER』」など、ミュージカル作品にも出演するようになり、歌唱力と演技力の両方を磨いていきました。
ブレイク期(2010年〜2015年頃)
「ミュージカル・テニスの王子様」での白石蔵ノ介役や「ミュージカル「黒執事」」でのドルイット子爵役など、人気作品への出演が増え、知名度が大きく上昇した時期です。この頃から独特の存在感と表現力が評価され始め、映画「BRIGHT AUDITION」では初主演も務めました。
確立期(2016年〜現在)
「舞台 刀剣乱舞」の宗三左文字役や「舞台 鬼滅の刃」の鬼舞辻無惨役など、大型2.5次元舞台での重要な役柄を演じるようになりました。特に鬼舞辻無惨役では、その妖しさと威厳を兼ね備えた演技が高く評価されています。また、2017年にはゲーム「戦刻ナイトブラッド」で声優デビューを果たし、活動の幅をさらに広げています。
演技スタイルの特徴
佐々木喜英の演技の特徴は、繊細さと大胆さを併せ持つ表現力にあります。特に悪役や複雑な心理を持つキャラクターの演技に定評があり、「PERSONA5 the Stage」の明智吾郎役や「舞台 鬼滅の刃」の鬼舞辻無惨役では、その特徴が遺憾なく発揮されています。また、ダンスや殺陣の技術も高く、身体表現の幅広さも彼の強みです。
佐々木喜英は2017年に舞台本番中に負った怪我により2018年5月末日に膝を手術し、休養を経て2019年3月に復帰しました。この経験を乗り越えて再び舞台に立ち、さらに表現の幅を広げている点も、彼の俳優としての真摯な姿勢を表しています。
健康志向でオーガニック野菜と魚メインの食事、発芽玄米を好むなど、役者としての体調管理にも気を配っている点も、長く第一線で活躍し続ける秘訣かもしれません。
以上、佐々木喜英の出演作品一覧と俳優としての軌跡を紹介しました。2025年も複数の舞台作品への出演が決まっており、今後も彼の活躍から目が離せません。特に「舞台『鬼滅の刃』其ノ伍 襲撃 刀鍛冶の里」と「ミュージカル『薄桜鬼 真改』藤堂平助 篇」は、ファン必見の作品となるでしょう。
佐々木喜英の多彩な表現力と、役柄に合わせて変幻自在に変化する演技スタイルは、今後も多くの観客を魅了し続けることでしょう。彼の今後の活動にも注目していきたいと思います。